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食べ物で起きる

甘いタレとお肉、どちらも苦手。
どちらもこの世から無くなっても困らない程度には苦手。

なのに、昨日の仕事帰りに寄ったスーパーで目にしたお肉に

美味しそうかな?

という気持ちが湧きましてですね、
すき焼きを食べたくなったのです
そんな自分に驚きです。
すき焼き…苦手なもののひとつなのに
なぜすき焼き、わたし?!
と思いながらタレを買い春菊を買い豆腐を手に取り
重くなった自転車カゴに難儀しながら帰宅。


昨日も十二分に疲れていまして、
座ったら負け!座ったら負け!と心の中で唱えながら一人用の小鍋を二つ並べ、同じ内容物のすきやきを拵えました。

濃いめのおつゆに炊き立てのあきたこまちが進みました


食事ってすごいねえ。
今朝目覚めたら「あぁ起き上がれる」と無理なく思考がはたらき
ひょいと体が動き ゆっくりながらも家事をすませることができました。
体調が良いので通院もできました。偉い。


そうそう そうだった、お肉を食べると力が出るんだった
体がお肉を欲していたんだな。
加えて、お肉を食べても疲れない体調の良い日だったのかも。
いつもはお肉に限らずちょっと頑張って分量多めに食べると疲れ果ててしまい
翌日にも疲れが残り、食べたことを後悔することも多いので
今朝の目覚めのよさは嬉しい出来事でした。


食べ物はパワーを得ることもできるし、パワーを奪うこともあります
食べるにも消化するにも体力が要るからね。

虚弱を認めるのは情けなくてイヤだけれど
食は体力を奪うという注意の感覚を持っていないと落とし穴にはまる。
子供のころの給食システムは私を弱らせるのに絶好の制度でした
完食を強要され、食べるとぐったり。
食に関しては良い思い出よりも辛かった思いの方が強い。

昨日はそれを忘れておりましたが結果として良い目覚めを得られたので幸いです。


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