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動画クリエイター番外編:Adobe Portfolioで独自ドメインを使う備忘録

Adobe Portfolioでサイトを作ってみた

とにもかくにも、撮る、そして編集する、それしかありません。
自分を追い込むため、InstagramにVideographerを名乗る強気なアカウントを作りました。
名刺も必要です。
そうなると、やはりインスタアカウントや名刺に記載できるポートフォリオ的なものが必要...という、まさに芋づる式。
ちなみに、お仕事を取ることに主眼をおいたサイトは、ポートフォリオとは異なると考えています。
お仕事としてWeb制作をやっていましたから、もちろん自力でWordPressの本気サイトは作れます。
でも今は、力を入れるのはそこではなく、またAdobe Portfolioというものを使ってみたいという興味もありました。
これが本当に簡単!感動するくらい簡単でした。
Adobeのサブスク契約者なら無料で使えますので、一度試してみてください。
簡単すぎるので作り方は割愛、まずは公式をご覧ください。
https://helpx.adobe.com/jp/creative-cloud/how-to/create-portfolio-website.html

その他の細かいことは、「Adobe Portfolio」と呪文を唱えればGoogle先生が教えてくれます!

もちろん独自ドメインで

実はもう20年くらい、大事に大事に持っている独自ドメインがあります。
ここしばらくサイトは寝かせていましたが、Xdomain+Xserverで契約し、メールアドレスだけはずっと使っていました。
独自ドメインの適用に関しては公式にも記載があるのですが...
https://help.myportfolio.com/hc/en-us/articles/209448927-What-are-custom-domains-and-why-would-I-want-one-

Adobeお得意の”英語のみ”

さすがだ、グローバルなAdobe。
読んでいただくとわかる通り、「まずはどこかでドメインを買ってこい」と言ってます。
私はすでにドメインもサーバーもありますので、XSERVERのDNSレコード設定を変更する作業が必要です。
Google先生に訊いてみたら、都合のいいことにXserverを使って独自ドメイン設定の説明をしている奇特な方がいらっしゃいました。

アドビポートフォリオのURLを独自・カスタムドメインに設定する方法
https://kmy.website/adobe-portfolio-custom-domain/

上記ではDNS設定で「A」レコードを2つ追加しています。
別の(通常はXSERVERの)ipアドレスが入っている「A」レコードが残っている場合は削除してください。
Adobe portfolioに戻り、DNS設定の更新が全世界に反映されるまでしばらく待ちます。(私は30分くらいかかりました。↓これで見ていましたが、主にロシアとニューヨークで時間がかかっていたような。)

新旧のDNSが入れ替わっていく様子は滅多に見られないので、何度も試し打ちしてしまいました。(そのせいで反映が遅れるので、本当はやらないほうがいいです...)
反映が終わった後、何もしなくても自動的にSSL化されますが、ちょっとだけ時間がかかることがあります。
待てど暮せどSSL化されない場合は、こちらを参照ください。
https://help.myportfolio.com/hc/en-us/articles/360038506253-SSL-Certificates-on-Adobe-Portfolio
ってまた英語なのね。

メールはどうする?

おっといけない、忘れてました!
サイトが独自ドメインになった以上、メールアドレスも独自ドメインで使いたいですよね?
ここで問題です。
そもそもAdobe Portfolioにメールサーバーの機能はないので、メールサーバーは別で調達する必要があります。
私の場合は既にXSERVERの契約がありますから、もちろん引き続き使用したいです。
ところが、「A」レコードでXSERVER以外の場所が指定されたことにより、デフォルト設定のままだとメールサーバーが迷子になってメールの送受信ができません。
つまり、「メールはXSERVERのメールサーバーを使いますよ」と明示してあげる必要があります。
DNSレコード設定に「MX」というレコードが残ってますよね?
ここがメールサーバーの設定する場所です。
ただ、この「MX」レコードの「内容」欄には「A」レコードのようなipアドレスを入力することができません。
代わりに「サーバーパネル>サーバー情報」を見て、「ホスト名」をコピペすれば大丈夫です。
最終的に、私のDNSレコード設定はこのようになりました。

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内容」の列を見ると、「A」レコードにはAdobe Portfolioからコピペした同じipアドレス、「MX」レコードにはXSERVERのホスト名が入っています。
この状態でメールソフトでXSERVERのメールアカウント設定をすれば、送受信が可能になります。
お疲れさまでした!

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