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3/8公開映画『スパイダーマン:スパイダーバース』

2019年3月8日、日本で公開予定の『スパイダーマン:スパイダーバース』を一足お先に観てきました。元々アメコミと呼ばれるアメリカンコミックスが原作で、本作は非常にその原作のコミックス感溢れる演出が流石でした。実際に、スパイダーマン映画史上最高傑作と言われ、アカデミー賞の長編アニメーション賞にもノミネートされているので、大注目です。

●『スパイダーマン:スパイダーバース』の魅力!

また内容も非常に良かったです。スパイダーマンのストーリーを今の世代に向けて、斬新で革新的な形で語っています。

・主人公のマイルス・モラレスは、プエルトリコ人でスペイン語を話し病院で働くママとアフリカ系アメリカ人でとってもがっしりしているけれど非常に真面目な警察官のパパブルックリンで暮らす。他の登場人物も大抵そばかすが描かれており、現在のダイバーシティのリアルがしっかりと描かれていました。

・そもそもスパイダーマンが死んでしまうという衝撃。でもスパイダーマンのようなアメージングなパワーを持っていても、離婚もするし老化とともに体系も崩れてしまうという、不変なことはないんだということが強く押し出されていて、非常に共感出来ました。

・マイルスがスパイダーマンになってしまうけれど最初はその力をうまく扱えないし、エリート校に転校させられたけれど元の学校に戻りたい気持ちを分かってもらえないもやもや感などは誰もが共感出来る普遍な気持ちが描かれて

時空の多層化と多様なスパイダーマンが登場。絶対神の世界から、多層化と多様化が進行する現代社会の考え方が非常に反映された内容でした。ディズニーのシュガーラッシュ的な。

・どうしても強く伝えたかったメッセージ。しつこく最後に出てきたけれど、ちゃんとメモれなかった。。。誰でもスパイダーマンになれる的な、、、メッセージ。。

●ミルクシネマ:映画『スパイダーマン:スパイダーバース』 CGアニメーター若杉遼さんインタビュー「知らない世界を知ることが成長につながる」

●渋谷でイベント:スパイダーマン EXPERIENCE 1/31-5/6 @ソニースクエア渋谷プロジェクト

2018年アメリカ映画/上映時間:1時間57分/2D・3D/字幕・吹替/字幕翻訳:佐藤恵子 原題:SPIDER-MAN:INTO THE SPIDER-VERSE

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3月8日(金)全国ロードショー

<配給・宣伝>ソニー・ピクチャーズ エンターテイメント

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<過去のスパイダーマン映画>

『スパイダーマン』シリーズ

スパイダーマン(Spider-Man, 2002年)
スパイダーマン2(Spider-Man 2, 2004年)
スパイダーマン3(Spider-Man 3, 2007年)

『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ

アメイジング・スパイダーマン(The Amazing Spider-Man, 2012年)
アメイジング・スパイダーマン2(The Amazing Spider-Man 2, 2014年)


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