マクドナルドのおじさん

奈良県の近鉄のある駅でした。

私は昼食を取るためにマクドナルドへ。

私の注文を聞いてくれたのは60代後半らしいおじさんです。

すごく丁寧にマニュアル的ではなく普通の接待をしていらっしゃいました。

その後番号札を持ってテーブルへ出来上がりを待つ間にそのおじさんは人気のない店のフロアを丁寧に出来るだけ埃のたたないように掃いておられました。

そして私が注文をとりに行って食べている間にデリバリーの方袋に品をまた丁寧に入れて
配達に行かれました。

店長は40歳らしき女性、あとはマクドナルドらしく20代の店員さんです。

店長も他の若い人もそのおじさんが仕事をすることには雰囲気的には違和感を持っているようでしたね。

でもおじさんは私がいている間、本当によく動いておられました。

仕事ができる事への感謝→もうその歳になると選択肢なとないのです。ただ仕事ができるだけでありがたい。

若い人たちにはわからない事でしょうね、
でもいずれその年齢に近くなればそのおじさんの気持ちを理解できるでしょうね。

国がなんだかんだ言っても私たちの年代には
選択肢はないんです。

でも仕事ができる毎日朝起きていく場所がある。この気持ちへの感謝を強く感じつつ

そのおじさんに同じ仲間としてエールを心の中で送りました。

頑張れ！