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大人のためのノート術~基本編まえがき

会議の席でノートを使ってメモをする。
上司との打ち合わせでノートを使う。
社内教育でノートにメモる。
社会人になってもノートを使って手書きでメモを取ったり、仕事のためのまとめなど、使うシーンは様々あるのではないでしょうか?
学生時代とは違い、社会人になるとノートに書く内容が仕事関連のことばかり。一冊のノートにはあなたの大切な情報が詰まってる、なんてこともありますよね。
ただ、ノートにはメモしたけど、後々開けたら何が書いてあるのか?何のメモだったのか?なんてことありませんか?
書いている私も実は「何が書いてあるのかわからない」というノートの使い方でした。

社会人のノート使い方は1つ工夫すると劇的に情報処理能力が上がり、結果仕事の効率が上がるなんてこともしばしば。ただし使い方を知っていれば…ですけどね。
今回から「大人のためのノート術」と題して、長期時折連載でお届けします。

大人のためのノート術とは?

ノート使うシーンは大人になってから増えた方、いないでしょうか?ここで言うノートとは大学ノートや方眼ノートに書き込んでいくノートのこと。手書きのそれです、それ。ノートを効率よく使うことで仕事がはかどりますよ!なんて書籍がいっぱい出てますから、それを読んでしまえばいいのですが、読んだからあなたの仕事にすぐに役に立つ訳ではないですよね?
大人のノート術でもっとも基本的なマインドを持ってないと、なかなか効率よくノートを使いこなすことはできないのだと思うのです。

では効率よくノートを使うとはなにか?現役のライターがこっそりと教えるノート術の基本的なマインド、それは「書いて忘れること」です。

基本的な使い方

書いて忘れる事で得られるのは時間です。取材内容を頭の中に押し込んで置くことはどんなに優秀なライターさんでもできません。そのためライターはよくノートを持参して話を聞きながらメモを取ったり、パソコンに打ち込んだりしているシーンをTVなどで見たことありませんか?

優秀なライターほど忘れるためにノートを使います。でもすべての話を速記で書いているわけではなく、必要な情報を片っ端から箇条書きしています。箇条書きした内容を後から自分で編集して文章にしています。これはライターだけでなくジャーナリストやコラムニストでも同じことが言えます。

書いて忘れることで、頭の中から取材内容を消して次に書くべきことに頭を使えるので時間が短縮できる、この事実を知っておくだけでもノートは使うべきアイテムだと言えるのです。人の記憶は不確かなのでその不確かさを補う意味ですね。

ノート術の基本的な使い方は忘れるために使う。これだけでも覚えておくとなんのためにノートを使えばいいのか?が明確になりますよ。

では次回はもう少し踏み込んで実際にどのように使っているのか?を書いていきます。それよりも今回お話した「書いて忘れること」がノートを使って仕事をする上で最も重要だと覚えておいてください。

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