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昼間だけど夜逃げ計画・3

荷造りをはじめる

引越し屋さんと契約をし、
晴れて引越しの日取りが決まると
ここからはモタモタしていられません。

フリマアプリで不要な物をコツコツ売りに出して貯めたポイントで
新生活で必要な物を揃えていきます。

引越し日に近づいてしまうと、
発送に遅れが出た場合、
最悪受け取れなくなってしまうので
注意が必要です。

家を出たら、
その後はそう簡単に戻れません。
荷物を取りに戻るという選択肢はなしにしておきます。

転居先へ直接届くように日時指定できるものは、
なるべくあちらへ送ります。
引越しの荷物を増やしたくないので。

不動産屋との契約で
引越し当日より前にはあまり出入りできません。
何かおきた場合、保険が効かない期間だからとのこと。

それでも、引越し1週間前には
鍵をもらっているので
掃除をしたり、
カーテンをかけたり、
そのくらいは良いですよ、と言われました。

・事前に運び入れる物
・転居先に引越し後に送ってもらう物
・段ボールに詰めて、クローゼットに隠しておく物
・当日の朝に荷造りする物

この4種類に分けて荷造りを開始します

持っていく物、置いていく物

私の服や子どもの物など、
迷わず持っていける物と
夫も使用しているので勝手に持ち出せない物があります

さっきも書いたように、
後で取りに戻ることはできない前提なので
自分や子ども物で持って行けないものは売りに出すか、人に譲るか、処分していきました。

引越し先は狭いアパートで
収納も十分ではありません。
また、
引越し作業を最短時間にする必要があるので、持ち出すのは必要最低限の物に絞っていきます。

10年住んだ家。
子どもたちの思い出の品が山のようにあります。
ランドセルなどは持っていく余裕がないので
屋根裏に置いて行くことにしました。

生きていくのに必要じゃないものは後回しにします。
夫も鬼ではないので、
すぐに捨てたりはしないでしょう
・・・
いや、片付けが面倒だから
手を付けないでしょう。。

時間が経って状況が変わったら
私の手元に戻るかもしれない。
わずかな可能性にかけることにして、
思い出の品のほとんどは
置いていくことにしました。

PCも処分しました。
私の分身でもあり、家で仕事をする際のパートナーでした。
1つだけ残して処分しました。
大きくて重くて場所をとる。
使う頻度の低いものは
持って行きません。

家電類の仕分け

1番悩むのは家電。

冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ
テレビ、掃除機など。

生活に欠かせないもの。

でも、それは夫も同じことで
私が全部持って出てしまうことは
さすがにできません。

もう1セット買えばいいのですが
家電を揃えるだけの資金が用意できませんでした。

それと
家電や家具などは
夫婦の共有する財産だとかで
勝手に持ち出してはいけないらしいのです。

そこで、
私の親や兄弟にプレゼントしてもらったり援助してもらって購入した家電に限り持ち出すことにしました。
後から何か言われないように。

家電量販店で弟が働いていたので、
買い替えの時はたいてい安くしてもらったり、
入学祝いだなんだと言って
おススメ家電を贈ってもらっていたのです。

冷蔵庫は持ち出すので、
中古のものを代わりに購入して置いていくことにしました。

洗濯機は置いていくので、
中古のものを購入して、
引越し先に届けることにしました。

なんだかややこしいですが

それが資金に余裕のない私にできる
方法でした。

目星をつけておいた中古の家電を
引越し数日前に購入し、
とりあえず引越し先に運び込んでおきました。

照明類は
二階のものを外して当日持ち出すことにしました。
夫は二階に上がることはなかったので。

足りない照明やカーテン、ガスコンロなどする引越し後にすぐに使うものをリストアップし、
フリマアプリで探しました。

時間があれば
冷蔵庫や洗濯機もフリマアプリなどで
安く手に入るのですが、
手に入ったところで保管場所がありません。
転居先に入れるようになってから引越し当日までの一週間程の間にタイミング良く届けばいいのですが、
フリマアプリから目を離さずにいるほど暇ではなく、
そこはあきらめました。

頭の中では覚えきれないので
手帳に優先順位をメモして
引越し当日までにやる事リストを書き出しておきました。

普段と変わらず仕事に出かけ
家事をこなす中で
少しずつ計画を進行させていきました。

休日や夜中に少しずつ段ボールに詰めて、
クローゼットの奥に隠す
という作業を続けていきました。

夜逃げ計画・4につづく…


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