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今更聞けないスタートアップとスモールビジネスの違い

こんにちは。エシカルをもっと身近に。OurEthicalのハリーです。

今日も戸村さんが主宰する進撃のWeekでの学びのアウトプットです。

カリキュラムDay3ということで一気に後半に差し掛かってきました。

DAY1:自分理念、企業理念設計
DAY2:ビジネスモデル構築設計
DAY3:ファイナンス基礎理解
(今日はここ)
DAY4:資金調達資料設計
DAY5:投資家に投資交渉

Day1記事


Day2記事


Day3のテーマは「一億円調達する方法・ファイナンスの仕組み(投資家の構造理解)」でした。

このnoteは、これから起業を考えている人、既に始めたけれどもここから大きくスケールしたいと思っている人のために自身も学んでいる道半ばのものとして学びを書きます。

投資家は選べる

「あなたの企業を成長させる投資家は誰ですか?」

自分自身、フィリピンでのウェアラブルアートのビジネスはずっとスモールビジネスとして行ってきており、最近Aichi Startup campに参加するまでは、自身が投資を受けることに真剣に考えたことはありませんでした。しかし、ここ最近急激にVC周りについて調べ始めました。

誰に投資してもらうかで会社の今後の資金調達や運用にも影響は大きいです。投資=お金をもらうという単純なことではもちろんなく、”自分の体の中に他人の血を入れる”重大な決断だということ。自分が投資してくれる人がいたら誰でもいいから投資してもらうなんて話ではありません。今日の後半に、では誰に投資をしてもらうのかという結論までいければと思います。


「どんな人に投資してもらうと事業は成長できますか?」

この問いは、自分もあまり考えて来ませんでしたが、事業を一気に拡大させたい場合、いやむしろそうでなくても持っておくべき問いだと最近感じています。



スタートアップとスモールビジネス


スタートアップとスモールビジネスの違いって分かりますか?両者の大きな違いは企業の「ゴール」です。

簡単にまとめると、以下のようになります。


・未来の可能性へ、投資を受けるのがスタートアップ
・過去の実績から、融資(借金)をするのがスモールビジネス


投資家からお金を調達し、一気に急成長を目指すのがスタートアップで、銀行などからお金を借りて、少しずつ成長していくのがスモールビジネスです。

スモールビジネス的経営は、安定して黒字を出しながら少しづつ会社を大きくしていく経営の仕方であることに対して、スタートアップ的経営は、初めの数年は赤字を掘ってでも急成長を目指します。調達した資金でデータを溜めたりユーザーを集めたり新しい技術の開発を進めます。自分が今勤務している保育テックのUniFaなどはまさにこのスタートアップのモデルです。


こちらにすごく分かりやすくまとめてありました。

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出典:田所雅之・著『起業の科学』


ちなみに、スタートアップって全然聞いたことないって人には、今流行りの韓国ドラマ「スタートアップ 〜夢の扉〜」とかおすすめです。

Netflixオリジナルのドラマで自分は恋愛ものは興味がないので流し見しましたが、なんとなくのイメージはわくと思います。
韓国のシリコンバレー「サンドボックス」で、成功を夢見て頑張る若者のスタートアップ物語で、スタートアップ界隈の人ではなくお茶の間の恋愛ドラマとして常にランキングに入っているイメージです。
企業が投資家などに事業のプレゼンテーションを行うデモデイの様子やスタートアップ企業のリアル、そして起こりうる問題・課題などキャッチーに描かれています。


一億の投資をもらうためには


今回の進撃のweekでは、戸村さんがCEOを務めるhackjpnのサービスである、データベースを活用しました。


https://datavase.io/

個人的には、投資家というものを、今までの人生で調べたことがなかったですし、具体的に彼らがどんなビジネスモデルで、どんな想いで出資しているのかというのもあまり考えたことはありませんでした。

では、投資家が出資を決断するポイントとは?

結論、「出資の決断は、他の有名な投資家が投資しているか」ということを戸村さんは言われていました。

10%のアクティブな投資家が選んだ投資先に他の90%を便乗するとのこと。確かにこの法則は投資の世界でもなく、どこにでも起こっていることでロジカルに考えればすごく納得がいくものですが、初めて聞いたときは驚きました。有名な投資家が投資した先なら、他の投資家もこぞって「投資させてください!」と投資するといった現象が起こるそう。

”トップティア”と呼ばれる一流の投資家たちから投資される事で、スタートアップの資金調達が順調に進むというわけです。つまりそのトップティアがどんな人になるかが大きく重要になるわけです。


今日の講義で一番刺さったのは、起業家の会社のバリュエーションをどう定めるかに関しての質問に対しての戸村さんの回答「ノリと勢いです」という言葉。

シードからアーリーまでのステージは、本当にノリと勢いで、「一兆円企業をつくります!」と言えば、「じゃあ、今のうちに投資をしておこうかな」みたいに思って投資をする人もいるみたいな話。

アーリーステージ以降はここで記事を執筆されているように、きちんとあるのでしょうが、初期段階は実績もないので確かに”ノリと勢い”という意味はわかりました。

シリーズなんちゃらという言葉の意味を、スタートアップで働いてきておきながらあまり意識してこなかった自分に恥ずかしさを感じつつ、実際本気で考えない限り、多くの人に取っては関係のないことだとは思います。

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まとめに入ります。

今日、「倒産する最も大きな理由は起業家が諦めた時」という言葉が非常に心に残りました。当たり前であるものの、本質的というか、逆にいうと、諦めなければ成功確率は高まるわけです。

今日は、自分は受けるならどこから投資を受けたいと思うかまで書ききれませんでしたが、頂いた資料を元にして、考えていきたいとお思います。

ただ自分は、投資というものは、お金という以上にビジョンに投資をしてもらうものだと思っているので、そうした軸でリストアップをしていきたいと思っています。

①ビジョンへの共感度

②一緒に伴奏してくれるかどうか

この二点は非常に自分に取って大事なポイいんとです。

引き続き、学びを更新していきます。




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