僕のダイヤモンド
「今」を刻むダイヤモンド
ダイヤモンドは小さい僕の背よりおっきく
横幅も細い僕よりおっきい。
小さな部屋にいっぱいいっぱいだ。
ダイヤモンドはゆっくりと
バレリーナの様に優雅に回っていて
レコードの針の様な物で
削って「今」を刻んでいる。
レコードのようでもあり
まるで時計のようだ。
ダイヤモンドは硬い
でも針はもっと硬くて
ダイヤモンドがどんどん削れて行く。
ダイヤモンドはいつか
削りきられ無くなってしまう。
少し恐い。
でもこのダイヤモンドに楽しい事で
いっぱい削ろう。
というワクワクもある。
僕の「今」は「今」だけ。
「今」の僕にしか成しえない事。
僕の「人生」はダイヤモンドの様に
硬く光り輝いている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?