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今更ですが格安SIMに変えてみた

格安SIM検討

家賃など固定費の節約、断捨離、ふるさと納税、NISA。
節約や資産を増やす方法をこの3年ほど意識して取り組んできました。

節約に効果的な固定費削減方法として知られている方法のひとつに格安SIMがあります。
今まで気になっていたものの、気づけは20年以上同じ大手キャリアから一度も変えることなく使い続けてきました。

現在ではプライベートでの連絡は主にlineかSNSで完結。
キャリアのメールを使うことはなく、設定アドレスも覚えていないほど。
留守番電話機能を利用することもなくなり、大手キャリアを利用し続けるメリットは特にないものの、「たられば」と理由をつけつつ先延ばしに…

奨学金や資格取得のための教育ローンを返済し、徐々に貯金ができるようになった今、次に手を付けるに効率的なのは間違いなく携帯電話料金。
分かっていたもののできなかった領域についに着手することにしました。

変えなかった理由

1.大手キャリアが安心だと思っていた

今までは三大キャリアを利用していました。
自宅ではWifiを利用していることもあり、月額が5,000円前後と以前よりも安いプランを利用していたため、正直2-3,000円の利用料であればそこまで魅力を感じませんでした。

格安SIMや日本の携帯電話料金は高いという話も聞いていたものの、世間の携帯電話利用者の7割弱が大手3大キャリアを利用しており、加えて65%は他キャリアへの乗り換えを検討していないという調査結果もあるように、通信障害などのニュースもあったものの依然として大手キャリアへの信頼は高いのかもしれません。

2.通信速度が心配だった

格安SIMの通信速度についてはいくつかの口コミで見て心配要因のひとつでした。
特に昨年東京から地方都市に引っ越したため、通信環境には懸念が…
しかし実際には仕事も含めて在宅率が高めで、カフェや駅付近はWifi環境が整備されているところが多いためほぼWifi使用であればそこまで気にする必要がないことに気がつきました。
加えて準大手キャリアであれば、大手キャリアが整備している回線を使用しているらしく、通信速度には懸念はないのだそうです。

3.機種の残額の分割費用があった

昨年、機種変更をして分割で機種代金を支払っていたためまだ結構残っているな…支払い終わってからにしようかな…と思っていました。
しかし、家賃などの他の固定費を削減し終え、このまま1年払い続ける場合の試算をしてみたところ、年間5万円は差があることに気づきついに決断。
善は急げ!と分割の機種代金を繰り上げて支払い、キャリア変更を決意しました。

4.単純にめんどくさそうだった

今までにも調べていたものの、SIMロック解除やMNP番号など何かと手続きがめんどくさそうなイメージがありました。
大手キャリアの場合、契約を解除する際には何かとかかる違約金。
一度でも解約したことがあればうんざりする記憶が刻まれている手続き。
あれを経験するのかと思うと、めんどくさい!
もう今のままで良いかな…と思ってきました。

格安SIMの手続きが意外と楽々

結論からいえば、当初の心配が嘘のように手続きは楽でした。
全てWebで完結するので、仕事の合間にサイトの説明を見ながら入力や申請をするだけ。
マイナンバーカード手続きや確定申告を経験している身としては、あっけにとられるほど簡単!

1.Webで完結

私はauからlinemoへの切り替えでしたが、linemoへの申請はもちろん全てスマホからできます。
auのSIMロック解除やMNP番号もスマホで流れ通りに選択していくだけでできたので約10-15分程度で終わりました。

2.回線切り替えまでの主な流れ

  1. linemo手続き+au手続き(スマホで18時過ぎに開始し10-15分)

  2. 翌日:SIMカード発送通知メール受領

  3. 手続きの2日後:SIMカード到着、回線切り替え(約5分)

手続きが17時頃までに終わった場合には、当日発送されるらしいので、最短では2日で回線切り替えができるようです。
SIMカードの現物を使用しない手続きであれば最速当日切り替えもできるのだとか。

本人確認書類もスマホ撮影で提出なので、特にやりとりは発生せず本当に手続きが終わったのか心配になるほど簡単でした。
懸念していた旧キャリアのSIMロック解除なども現在は全てスマホでできたので、あれほど億劫だったのが恥ずかしくなるほど楽々でした。

私の場合にはiPhoneの比較的新しい機種ですが、念のため実物のSIMカードを選択しました。
発送後にはメールでお知らせがあり、荷物の追跡番号も書かれているので翌日には手元に届くことが分かり一安心。

SIMカードが届きました

到着後の設定は5分程度で完結。
回線切り替えの設定後は、SIMカードを入れ替えて再起動、通信テストはしたものの、あっけなくお昼休みの時間内で終了。
本当に今までの「たられば」や心配はなんだったのでしょう…

3.支払いにはpaypayポイント活用

ついつい貯まったポイントはコンビニやスタバで使いたくなってしまいますが、必要な固定費の支払いにあてられるのは便利ですね。
日用品の購入やふるさと納税時に貯まったポイントでスマホ料金が支払えるので、無駄がないのは素敵です。

paypayと連動したキャンペーンが行われているときがあるので、加入のタイミングがよければ数か月分のスマホ代金は実質無料になるので、固定費の節約に貢献してくれます。

実働時間30分未満で年間5万円?!

心配していた通信速度は外出先でも何の問題もなく、格安SIMへの変更にかかったのは何と計30分未満?!
3GBまで利用できて月額1,000円未満。
大手キャリア信仰をあっさり捨て去るほど簡単に固定費節約ができました。

大手キャリアで解約時にはショップに行って待ち時間だけで30分以上かかることもあり、時には合意していない謎のプランに切り替えられておりカスタマーサービスの方に泣きついたこともトラウマになっていましたが、本当にあっという間。
今回の変更では回線切り替え後、旧キャリアは自動的に解約になるそうなので行くだけで憂鬱になる携帯ショップへの訪問も不要です。

Webで自分だけでできるか心配されている方もいるようですが、手続き画面やQAも充実していて、事前準備物の案内まで書かれているので、窓口で慣れない担当さんに対応してもらうよりも早いかもしれません。
linemoは解約時の違約金もないようなので、次に回線を変えたくなった際にも心のハードルが下がります。
契約時には特に説明がなく解約時には万単位の違約金が発生した一時期の大手キャリアと比べると雲泥の差(現在の違約金は千円程度になっていました)。

当初の思い込みや懸念を捨ててもっと早く変更していれば、5万円×〇年…
思わず遠い目で計算してしまいましたが、食わず嫌いのようにもったいないことをしたと思います。
自宅でWifi環境が整っていて、比較的月々の支払額が安めであっても大手キャリアはそれなりの値段がします。
私のように特に確固たる根拠がないまま大手キャリアを利用し続けていた方、節約をしたい方は思い切って切り替えてみてはいかがでしょうか?

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