夫にも理解してもらえない虐待

昨日は、一番の味方だと信じている夫に辛く苦しい子ども時代のことを「はるはネガティブだよね。毒親の事情はたしかにこれまで聞いてきたけど、もういい歳なんだから過去のことに固執したって仕方ないじゃん」と言われて大泣きしました。

私の家はそろいもそろって毒持ちです。頼れる親族なんか私にはいなくて、やっと安心してネガティブな思考も打ち明けられる人が現れたと思ったのに、ここでも理解されないのかと心細くなりました。これまでずっと一人で抱えて戦ってきたのに、これから先も一人で戦って行かなくてはいけないのかと絶望しました。

私は今はたまたま働けていて、家事もできていますが、虐待を生き抜いたサバイバーです。一歩間違えば、毒親に殺されていたかもしれないし、自分で命を絶っていたかもしれないし、ちょっと前はフラッシュバックがしょっちゅう起きていたうつ病の予備軍だと思っています。
それをもう過去のことでしょ、もう成人してるでしょ、そこに執着しても仕方ないでしょ、っていうのはあまりに想像力に欠けていると思います。

ポジティブな人と過ごす時間を増やして、一緒に前向きになったらいいと言うけど、人の心はそんなに単純にできているのでしょうか?そんなに簡単にできていないから、トラウマを抱えた人がいたり、精神科に通う人がいます。私は克服するためにカウンセリングを受けたり、Twitterで吐き出す作業をしたり、少しずつ受け入れていこうと努力をしているつもりです。モヤモヤの上にポジティブを塗り重ねても、魚の骨が喉につっかえたように違和感は残ります。だから定期的にネガティブな気持ちは吐き出します。未来志向で生きようという理屈はわかりますが、その志向は子ども時代からとことん削ぎ落とされて、親を信じたいという気持ちと毎回裏切られる悲しみや憎しみが何十年も複雑に絡み合って今の私の人格があるわけです。だから、「私」を体験したわけでもないのに、「私」を理解しているわけでもないのに、そんな過去のこととか、なんでそんなに執着するの、さっさと忘れればいいとか言われたくないです。知らないこと、理解できないことには口を出さず、黙っておくという手段を知っておくべきです。

寄り添って肯定してくれるだけで良いから、もう私を追い詰めないでください。

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