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フィリピンに行ってきた。

いざ上陸!

幼稚園以来の海外旅行!しかも友人と二人!
わくわくドキドキで、マニラに足を踏み入れた。
外は大雨!貫かれそうな勢いの土砂降り。

それに伴うかのように大事件が…。

キャリーケースに入れていたはずの現金がきれいになくなっていて、空港の人に盗られたことに気付いた。
あちゃー、痛いなぁ。と思いつつ、気を付けすぎるぐらい気を付けよう!と気が引き締まった。

マニラの景色

マニラの街を巡った感想は、「不自然だなぁ」だった。
大きなビルや大型チェーン店が立ち並んでいるかと思えば、家と呼べるのか怪しい建物が立ち並ぶ住宅街があって。
一つのエリアだけで、貧富の差がこんなにも明確に分かるものかと驚いた。

道路と道路の間のスペースで生活している人もたくさんいた。(鍋を作っていたり気持ちよさそうに寝ていたりと、なんだかんだ楽しそうに見えた。)
走っている車はほとんど日本製だった。ダントツでTOYOTAが多かった!
そしてみんな、普通にクラクションを鳴らす。
道路では常にクラクションの音が響いている感じ!

マニラの人々

自分で商売をしている人がすごく多い印象だった。
市場で果物や肉を売っている人、後ろや横に人が乗れるバイク?でタクシー業をしている人、観光地で案内業をしている人などなど。

雇用は自分で見つけて、できることを一生懸命やっている。そんな感じがした。
中でも一番びっくりしたのが、薬局の玄関のマット掃除。
少年がマットの横に座って、ずっとごみを取っていた。
そのときフィリピンは雨季で、雨が降ったり止んだりの時期。
雨に濡れ、泥のついたマットの汚れを手で掃除している姿は胸を打つものがあった。

いろんな人がいたが、マニラの人々はみんな楽しそうに見えた。
ご近所さん同士はにこやかに挨拶を交わし冗談を言い合っており、お店のスタッフ同士も仲が良さそうで、笑っている姿を見かけることが多かった。
フィリピンの言葉は分からないが、雰囲気や表情から大体分かる。
ボロボロの家に住んでいて汚れた服を着ていても、楽しそうで幸せそうだった。
貧しい人々は決して「かわいそう」ではなかった。

行ってよかった

フィリピンに行く前に、母から、「やっぱり安全に過ごして無事に帰って来て欲しいけど、街の感じとか貧富の差を実際に見て、何かしら学んで来れたらいいね。」と言われていた。
もともと、バカンスというより、知らない土地に行って知らない景色を見てみたいという思いからの旅行だった。

実際に、思っていたより暑くなかったり、思っていたより車が多かったり、思っていたよりみんな英語がペラペラだったり。
やっぱり行ってみないと分からないことってたくさんある。

市場のカラフルな景色、排気ガスのにおい、クラクションの音、ガーリックライスの味、人々のぬくもり。
五感全てを使って、感じてきた。

気軽に海外に行ける時代に生まれた幸せをひしひしと感じながら、次はどこに行こうかと胸をときめかせている。

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