のっぽコレクション

162
ノート

愛しき、キミ。

まだ寝ぼけ眼(マナコ)のキミは、左目の瞼(マブタ)に、人差し指の付け根あたりをゴシゴシと、まるで昨日の想い出を全てこそぎ落とすかのように、ゆっくりと穏かに、けれども力強く、何度も何度もこすりつけていた。

「・・・おはよう。」

やっと声を発したかと思うと、またベッドに寝転ぼうとする角度にまで、上半身が少しずつ沈んでいく様が見えた。とても粘度の高い、そう、濃い目のマヨネーズが、ゆっくりと紫キャベ

もっとみる

小声で「ありがとう」と伝えてみる。

「きゃあっ!」

という叫び声と共に、女性に腕をつかまれるというシチュエーション。
男なら100人中100人が憧れることだろう。

しかし、これはなかなか無いことである。
あるとすれば、デートで「お化け屋敷」に行ったときか、夜道にて不審者に襲われそうになった時くらいではないだろうか。なんにせよ、そうそう起こらないことだと思われる。

「とっさに腕をつかまれる。」

これは、間違いなく「キュン」とな

もっとみる

人生について学ぶ子どもたち

単なるサラリーマンになるか、専門職につくか。家は持ち家にするか、マンションにするか。子どもはどうするか考えても、望んでいる家庭には生まれず、望んでいない家庭には生まれたりする。

人生の途中では、スキルアップや転職を考える機会がやってくる。本人がそれを望んでいなくとも、それは突然やってきたりする。

もちろん、今のままの職業に満足していればスルーすればいいだけの話だ。しかし、中には深く考えずに転職

もっとみる

工業系男子の考える、折れた心を元に戻す方法。

こんにちは、のっぽです。

エッセイや詩が大好きな私ですが、教員免許とは別に技術系の資格も持っています。なので、機械や金属なんかにも詳しかったりします。あ、もちろん「『下から目線』の高身長ハゲ親父」ですので、育児・教育への関心はもっと高いです。
 
さて、今回は「金属」の話をします。

そこからやや強引に「教育」の話へと持っていこうという試みです。


あ、このお話は、こんな方におススメです。

もっとみる

親の背中の見せ方

昨日、夕食にスナップエンドウが出たんですよ。

あれ、食べる時の音が大好きで、かみつくと「パリッ」と音と立てて、口の中に甘くて青臭い味が広がります。それがなんともたまらなくて、私の大好物の1つになってます。

スナップエンドウを大皿から3つほど取り、手に持って口に運ぼうとした瞬間です。娘(小1)が突然席を立って、冷蔵庫から何か持って来ました。

「はい、お父さん、マヨネーズ!これ付けたかったんでし

もっとみる