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花壇

職場の近所のおうちの玄関先の花壇がふと目に入った。
今は住んでいる人がいないので、何も植わっていなかったけれど。

家を建てた時 誰かが「お花を見て嬉しくなってくれるといいな」みたいな気持ちを込めて花壇を作ったのかな、とか妄想してキュンとした。

自然に囲まれて、自然の移り変わる姿を目で耳で鼻で全身で感じて育ってきた。

通学路の桃の花を見て、もうこんな季節かと思ったり、栗の花の独特な匂いが風に乗ってくると小学生の雨の日を思い出したり。
毎日毎日姿を変える植物と一緒に大人になってきた。

わずかな変化や違和感のセンサーが異常に強いのは、生まれた瞬間から自然に五感を刺激されまくってきたからだと思う。
強すぎて麻痺してるみたいなところある。

昨日、3Sという考え方をインプットした。

整理
整頓
清掃

小どもの頃から 親や先生から口うるさく言われ続けてきたこと。指摘してくれる人がいなくなると怠けちゃってできなくなるんだなあ。(私はあの頃からできていなかった気がするけれど。)

デスクや部屋の散らかり具合は、頭や心の散らかり具合のバロメーターとはよく言ったもので。
少しの散らかりを放置していると、その散らかったところが気になって、気持ちが乱れて、部屋がさらに汚くなる。慌てて掃除する。
掃除するのが嫌で、物を減らしたら楽になった。

加えて3 Tという考え方もあるらしい。

定位
定品
定量

これは整頓の方法らしい。

切り口は違うけれど 昨年読んだ「整える習慣」という本に書いてあったことと共通している「心を整え、乱さない方法」なんだと思う。

定位(置):鍵は右ポケットに。
定品(物):牛乳はこの商品を。
定量:お米は2合ずつ炊く。

決めて、やってみたら

・ドアの前で慌てて鍵を探す時間
・スーパーに行って数円の差に気持ちを惑わされる時間
・今日は何合炊こうかと迷う時間

が、消えた。

時は金なり。

目的地に着いた瞬間に動ける準備をしておくとか、DXとかAIの活用とか。ほんのちょっと先回りして考えて動くことや、物事にかかる時間をいかに短くするか考えて取り組むこと。
その積み重ねで「俺はそのぶん寝てるねん✌️」
って、ある社長が言ってた。悔しい!私ももっと寝て、もっと仕事したい!

色んなこと「やってみようかな?」と思いつつも、誰かのルールに惑わされて辞めちゃってたことが多かった。自分の直感的な違和感を無視せずに、決めたことを信じて行動しようと思う。

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