子どもの習い事。②
おはようございます。
goromiです。
引き続き、子どもの習い事について。
小さい子ってパソコンのキーボードとかを触るのが好きだったり、なんでもマイクにして歌ったりするのが好きな子が多いように思います。
パソコンのキーボードをたたきながら歌を歌っているのを見ることがよくあったので、音楽教室へ行ってみたらどうだろうか、興味があるかもしれないなと思い、音楽教室へ体験に行ってみました。
まだ2歳・3歳児クラスなので内容はリトミックの要素が多いですが、その中で実際にグランドピアノの鍵盤を歌に合わせて人差し指で引いたりする時間もあったりと、興味津々に楽しく過ごせました。
英会話と音楽教室は、通っている曜日付近になると「英語いこー」「ピアノ行く」と言ってきてくれるので、今のところは楽しんでいるようです。
そこからまた、興味の対象や幅がどう広がっていくのか楽しみですね。
それに今はまだ親からの発信が多いですが、そうではなく、色々なものに触れているうちに本人が出会い、選び決める。
そうなっていってくれると嬉しいです。
それが今後娘の人生にかかわっていくのか、そこからまた派生して次につながる何かなのか、一生の趣味・好きなものとして娘の人生に寄りそい続けてくれるものになるのか。
はたまた、経験値の1つとして吸収されていくものになるのか。
やりたいことをができたらそれをやらせてあげたい。
子どもの意見や気持ちを尊重してあげたい。
そうは思っていても、親側の思いから通わせる習い事もあると思います。
強制したくはないけれど、でも生きていくうえで必要かもしれない……
と、いうような。
我が家ではそれがスイミングでした。
スイミングは親の意向で習わせ始めるご家庭も少なくないと思います。
水に対して抵抗なく、水中で浮けるようになってほしい。
泳ぎをマスターして欲しいわけでも、選手を目指して欲しいわけでもない。自分の命を守る訓練のようなもので、スイミングには通うことにしました。
娘はお風呂のシャワーでさえも、顔にかかるのが泣くほど嫌いなので、スイミングは絶対に気に入らないだろうなと複雑な思いでした。
嫌なものが目に見えて分かっている分、こちらとしても一生避けて通れるならやらなくていいと思ってはいても、やはり、親心として水に関しては考えるものがあります。
そんな思いからなので、ずっと続けてほしいわけでもないです。
ある程度、水に対して強くなってもらえればそれでいいと思っています。
泳ぐのが楽しい! 泳ぎをマスターしたい! 競泳でいい成績をおさめたい……など。
本人がそういう気持ちになるのであれば続けたらいいと思います。
しかし、音楽教室や英語教室とは違い急に母子分離させられ、しかも慣れない水の中。楽しい歌や曲が聴こえてくるわけでもない。
スイミングだけは通い始めてすぐに
「怖い」「行かない」というような事が増えたので、やっぱりそうだよねと、しばしば休ませることにしました。
これが本人が行きたいと言って始めたことや、めんどくさいから行きたくないといったような事だったり、ある程度の年齢のときに「行かない」と言われると、また親側の対応は変わっていたと思います。
まだ2歳で、しかも親が勝手に通わせると決めたことに付き合ってもらっている状態だったので、「怖い」「行かない」と言われたら「じゃあ今日はお休みしようか」というように、無理矢理頑張らせようとはしませんでした。
状況が違ったら、「とりあえずその場所まで行ってみよう」
と、連れて行ったりしたかもしれません。
周りのお友達がスイミングに行っていたり、プールが怖いものではないと気づき始めたり。何かのきっかけがあるともしかしたら行きたいと言うかもしれない。
そんな思いもあったので、退会はせずにいたところ。
娘から「プールは?」
という言葉が出てくるようになりました。
そして「プール行く」と言うことが増えてきたので、行ってみようかと連れて行ってみました。
「行く」と言いながらも、スイミングスクールに着き水着に着替え始めると、やはり「泳ぐの怖い」と言いだしました。
本人の中で様々な葛藤が渦巻いているのが伝わってきました。
それでも着替え終わると、自ら準備体操のホールにタオルを持って行き、今までは体操が終わりレベル別に名前を呼ばれると泣いていたのが、泣かずに自分のレベルの列へ行ったりと以前と違う姿が見受けられました。
シャワーの瞬間は嫌そうにしていましたが、この日のスイミングは一度も泣かず。
コーチにつかまって、足がつかない場所を移動しているときも笑顔がこぼれていたり、他の子と話したりする余裕があったり。
少しずつではありますが、いつの間にか本人の中で何か克服をし始めていることに気づきました。
終わった後も、「泣いてないよ、怖くなかった」と言っていて、子どもの切り替える力ってすごいなと感じました。
もしかしたら、次回はまた「怖い、行かない」に戻っているかもしれないですけど、でも本人が気持ちを切り替えたり克服しようとしたりする力がある事は分かったので、スイミングに関しては特に無理強いせずゆっくりペースで行こうと思っています。
普段生活していく中で、
こんな動きをしていることが多いから、これも好きかもしれない。
こういった姿をよく見るから、もしかしたらこの習い事は向いているかもしれない。
ついつい子どもに関しては、観察眼を鋭く、研ぎ澄ませてみてしまう気がします。
そこからでた答えがあっているかどうかは別として。
そんな中でも、子どもが本当に思っていることだったり、親側の思いがあったりと、悩みはずっと尽きないと思います。
習い事だけではなく、やりたい事・望んでいる事。
本人の意見は尊重しつつ、それでも、親側の意見も、強制的に受け入れさせるのではなく、伝えることは大切だなとも思っています。
伝えた上で、もう一度考えて決めたことならこちらは何も言えない。
親の言うことが何でもかんでも、正しいはずはないので。
そして今後、もう少し大きくなったら自分が決めたことに対しての責任も伝えていけたらなと思っています。
大人でも、やっぱりやめたい、行きたくない。あれがしたい、こっちがしたい。
それらが常に付きまとって優柔不断に動くことがあるので。
だけど言わなければいけない事はある。
親が子どもに伝えるのって難しいなと思っています。
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