本当に欲しかったのは達成感だった
達成感を得ることが、一番のストレス解消方だ。
このごろ、心がモヤっとしがちなので、「達成感を得られる何かをしよう!」と心がけている。
達成感は心の栄養だと気づいたのは、子ども達が乳幼児期だったときのこと。
5年間の子育てを振り返ると、子供2人の年齢が0歳&2歳から1歳&3歳の時期が、いちばんキツイ毎日だった。
何がキツいのか。
理由を挙げたらキリがないけど、要するに「達成感を得られない毎日」にストレスが積もり積もっていたのだ。
一言で「達成感」と言えども、マラソンを完走するとか、大きなプロジェクトで結果を出すとか、そんな壮大な取組をするわけじゃあない。
乳幼児の親の達成できないモヤモヤは、食事を味わって最後まで食べるとか、録画した連ドラを邪魔されずに一話見るとか、好きなタイミングで一人でトイレに行って用を足すとか、そんな事だ。
達成感を満たされないストレスが、ティッシュペーパーを重ねるような薄さで毎日積み重なっていく。
幸いに私はSNSのおかげで、解消されないモヤモヤの原因が「満たされない達成感」なんだと気づくことができた。たぶん、その頃はTwitterだったはず。孤独な育児はSNSに救われてきた。
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子ども達への物理的なお世話が減ってきた今でも、「達成感が足りないよ~」と心が飢えてくる。「栄養が欲しいよ~モヤモヤ~」達成感の足りない心は乾いてしまう。
私の仕事は、淡々とルーティーンをこなしていく事務職。無理なく働けて、休みも取りやすくて、共働きには最高なんだけど、なんせ達成感を得にくい仕事だ。
仕事で満たされない達成感は、家族や趣味で補うしかないので、いつも簡単に達成しやすい趣味を用意するようにしている。
noteを書くことが、その一つ。
一つ記事を書き終えると気分がスッキリする。
もう一つ、いつも用意しているのは、刺繍のキット。
図案と糸と布を一まとめにして、ジップロックなどに入れておく。その日の気分によって、好きなキットを選べるように、タイプの違う刺繍キットを2,3種類用意する。
週末に出来上がった、大きなクロスステッチ図案の一部分がこれ。
すっごく気に入っている図案なんだけど、壮大すぎて、何年もかけて刺しているもの。この一部分が完成して、最高に嬉しかった。
自分の達成感を満たすのために、今は刺繍がいちばん相性が良いかもしれない。
手帳と刺繍の楽しみ方について、あれこれ考えてます。楽しい時間をみなさんとシェアできる何かを、作っていきたいです!