やっと進めるようになってきたかな。


「はるちゃん、顔つき全然違うね」

そう言ってくれたのは、久しぶりに会った職場の先輩。


今週はね、ちょっと自分にとっては特別な時なんです。


そこに踏み入れた時の最後の記憶は、楽しさややりがいよりも辛さや苦しさ。本当はそんな記憶で終わりたくなかったんだけど、それ以外感じることができないほどに疲弊していた。それが、ちょうど3ヶ月前。そのときは「もうこの場所に来ることはないだろうな」と、本気で思っていた。


「…それなのに、またこの場所に立とうと思うなんて」
というのはが正直なところ。自分が一番驚いている。


この3ヶ月で感じたことは、“休むことや距離を置くことの大切さ”
休むことや距離を置くことをせずに進んでいたら、間違いなく今こうして毎日noteを書いたり、好きな写真すらも楽しいと思ったりすることなく過ごしていただろう。何も感じられなくなってただろうな。


健康に勝るものはないっていうのを身にしみて実感した時間だったなぁ。


元気じゃないと時間だけあったって何もできないんだもん。
気力がわかない。全部がめんどくさく感じる。体調が悪くて動けない。
病院に行かなきゃいけないからお金は飛んでいくし。正直何にもできないよ。


できるようになるのは、回復してきてから。


ガタッといろんなものを崩すまでは、体調悪くても我慢することの方が多かったし、休むということに抵抗があった。自分の中で消化できれば迷惑をかけずに済むし、そっちの方が楽だったりもするからだ。


でもね、そうやって積み重ねてきたものは必ずどこかで出てくるんだということを知った。そして、そうなったら自分でどうにかするしかないんだということも。
周りの人が助けてくれないとかそういうんじゃないんだけど、自分の体に何かしらの影響が出てしまった時に最終的にどうにかしないといけないのは自分になってしまう。何かのために頑張って、自分を犠牲にしてしまったら本末転倒。


本当はそうなる前に気づくことができたらよかったんだけど…多分私にとって必要な時間だったんだと思う。


「きつかったら休んでいいんだよ」という言葉に「いやいやそんなこと言ったって休めないし」と言い返したくなることもあると思う。
でも、自分自身の代わりは誰もいないんですよ。つらい気持ちを共有してくれる人はいると思うけど、代われないの。


だから心と体は本当に大事にしてほしいし、自分もそうしなきゃなってすごく思ってる。


こうしてきつかった時の自分を振り返ることできたり、前を向くことができるようになったのは周りにやさしくてあたたかい人がたくさんいたからだ。


家族、友だち、職場の人たち、たくさんの仲間


一人だけでは今こんな気持ちになることは難しかったと思う。


今回この選択をしたことはきっと自分にとってまたひとつ大きな一歩になる。不安がないといえば嘘になるけど、やってみなきゃどうなるかわからない。
できればやるし、やってみてダメならダメなんだろう。それならそれでいい。


同じ場所に立つけど、以前とは違う心持ち。
これからは大丈夫かなって。


自分が納得感をもって進んでいけるように。


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