写真を撮るようになってからたくさんのアルバムができるようになった。アルバムが増えるたびに思い出が増えていく。

撮るのは好きだけど、撮られるのは正直苦手。
だって、写真に写る自分の表情は明るくないんだもん。
楽しそうじゃないんだもん。どんな顔して写ったらいいかわからない。

写真を撮るようになってから、撮ってもらう事も多くなった。

苦手意識は相変わらずあった。　

でも、でもね。

撮ってもらった写真を見返していたら「あ、笑ってる」って自然に声が出たんだよね。

自分が写っている写真、全部全部楽しそう。
大好きなカメラ仲間が撮ってくれた写真。一緒に写っている写真。
ぶらり旅に出た時に出会った人たちと撮った写真。
家族と写っている写真。

自分で言うのもなんだけど、どれもこれも楽しそうな表情。びっくりした。

写真を撮るようになって、同じくらい撮ってもらうことも多くなって「写真」に対する意識が変わったんだと思う。

それまではさ、「はい、チーズ」って構える写真しか知らなかったから。
自分が自分であることに自信がなかったから。

でも、今は違うんだなぁ。

写真の楽しさを知った、だけじゃなくて自分の中身が変わってきたんだと思う。

そう考えるとなんだかちょっとくすぐったくて。

いいことを発見できたなぁ、なんて我ながら思う。

ちょっと前まで落ち込む日が続いてたけど、ようやく一歩ずつ前に進んでいる実感が出てきたような気がするよ。

今日も一日おつかれさまでした。