本質とは何か?
はじめに
本質とは何か。
最近はそれが分からなくなっている人が特に多いと思います。
たぶん社会が高度に発展したせいでしょう。
雑多なものが多すぎて、大切なものが見えなくなっているのです。
私も昔はまったく分かりませんでした。
今は少し分かるようになった気がするので、それについて書いてみようと思います。
人間とは…
本質について、私が分かったことの一つはこれです。
「人間は結局、ヒト科の動物である」
私もあなたも等しく皆、ヒト科の動物なのです。
だから本能がありますし、それに従って行動することが多いです。
「マズローの欲求5段階説」を聞いたことがありますか?
私はこれが好きなので、知らない方のため、また復習のために図を置いておきます。
(ちなみに上記出典はマーケティング関連のサイトです。
マーケティング好きなんですよね。人を知ることができるので。面白いじゃないですか。社会の役にも立つことだし、キャリアのどこかでまた携わりたいな…。と、おっと話が逸れました。)
この欲求5段階説は、かなり的を射ているように思います。
きちんと心理学を勉強したわけではないので正確なことは言えませんが。
議論の簡素化のためにこれが正と仮定しましょう。
そうすると、基本的にはこれに従って生きているのが人間なわけです。
もちろん欲求に従わない行動をすることもありますよね。
それは「社会性」というもの、またそれを身につけさせた教育のおかげです。
ルールだから。他の人を思いやるべきだから。そのほうが人間社会全体のためになるから。そのほうが理由はよく分からなくても、なんとなく良さそうだから。
そうやって人間は自分の欲求を抑えることもあります。
目的と手段の逆転
最近の世の中を見ていて思うのは、目的と手段が往々にして逆になっているのではないか、ということです。
どういうことかというと、
まず人間が沢山います。
人間達が交流するから社会が作られます。
社会をうまく成り立たせるために、仕組みができます。
仕組みを維持するために、教育をします。
たとえばみんなが自分の欲求に従って行動するとけんかになるので、自分の基本的な人権を損なわない範囲で、利他的行動や社会全体のためになる行動をするように教えます。
でも今の世の中はどうでしょう。
仕組みの不備や非合理の穴に落ちてしまい、不幸になる人がたくさんいます。
たとえば…本当にたとえばの話ですが、"世のため人のため"のはずの仕事を苦にしてボロボロになり、電車のホームから飛び込んでしまう人が毎年後を絶ちません。
悲しくもったいない話ですよね。
その人が生きていれば、社会全体にもっとプラスのインパクトが与えられたかもしれないのに。
もちろん実利面だけでなく感情的にも、その人の家族や友人や知人ともっと愛を分かちあったり、支えあえたりしたかもしれないのに。
どう思うのか?
さて、このような状況を私自身がどう思うかということについて。
結論から言います(ビジネスみたいでちょっと嫌ですが、意図的ではないのでお許しください)。
みなさん好きなように生きればいいと思います。そして、それが他者や社会にとって大きな迷惑になるものでなければ嬉しい。
あとはそうですね、自分自身がどう生きたいかというと。
自分の幸せのために自分自身の本能的欲求を無視しないようにしたい
その上で他の動物との "差別化ポイント" ともいえる、人間らしさのある生き方をしたい
と、思います。
それを自分は面白いとか、美しいと感じるので。
人間らしさとは、例えば「利他性」「言語・音楽・美術を用いて価値を作る」といったことです。
なのでこうやって私は文章を書いているわけです。
誰かのためになりたくて、せっかく人間が使える言語を用いて世の中に少しでもプラスのインパクトを与えたくて。
ちなみに5段階説でいうと社会的欲求ももちろん理由ですけどね。
不器用な私ですが、それでも誰かと関わりたくって。笑
さて寝ますね。じつは私、たくさんのお薬を飲みながら、なんとか日々を生きている身なので。一人のヒトとして生理的欲求である睡眠にはこだわらないといけません。それでは、おやすみなさい!
2024.1.20
P.S.
私が(勝手に)本質に近いと思っているインフルエンサーの方々↓
プロ奢ラレヤーさん
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