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BLCD作品で…一番長いシリーズは?

<注意事項>

※これは以前作っていたブログを閉鎖したので転載したものです。すでに読んだことのある方は2020年に書いたものと同じ内容ですのでご注意ください。

※あくまでいちファンの個人が調べたものですので抜け漏れがあるかもしれませんがその際はご容赦ください。


BLCDにもシリーズとして何作も出ているものが結構ありますが、一番多いのが6作目まで出て終了というパターンでした。6作の壁を超えると長寿作の仲間入りかな?という感じです。有名な作品も調べてみると案外「え?6作でおわりだったっけ?もっとやってた気がしたけど…雑誌付録CDがいっぱいあるからか〜〜!」ってなりましたよ。番外編が多いとすごい長くやってる印象になります。

最長は「富士見シリーズ」でした!

1995年から続くマエストロの桐ノ院圭とバイオリンの守村悠季の恋愛を中心とした交響楽団の団員たちの成長物語。増谷康紀×置鮎龍太郎

「マガジン・マガジン」と「ソニー」と「コロンビア」から出てるものを合算した結果です。なお集計には以下のものは除外しました。

  • 全サ・非売品CD

  • CD付き書籍

  • イメージCD・サントラ・セリフ集などストーリーのないもの

  • BLじゃないもの

作品数グラフ

2位は「男子高校生、はじめての」

2015年から始まった「彼らの恋の行方をただひたすらに見守るCD」というシリーズ。原作は無く発売元のGINGER BERRYさんがオリジナルでだしている作品。濡場が多くて人気声優が入れ替わり立ち替わりで大人気シリーズですね。

ただこれは、1つのカップルじゃなくて、1作ごとに1カップルだから…うーん?どうなんだろう…同じテーマだけど同じ話じゃないし…難しいところです。アフターとかコンピレーションとかサマーなんちゃらとか色々あって集計むずい。

堀内賢雄×平川大輔佐藤拓也×鈴木裕斗立花慎之介×田丸篤志竹内良太×興津和幸古川慎×村瀬歩白井悠介×増田俊樹八代拓×新垣樽助江口拓也×河西健吾山下誠一郎×小林裕介羽多野渉×林勇森川智之×寺島拓篤

3位は「タクミくんシリーズ」「FLESH&BLOOD」同数

1994年から続く「タクミくんシリーズ」井上和彦×鳥海勝美 →  井上和彦×保志総一朗
人里離れた山奥の全寮制男子高校を舞台にギイとタクミの恋愛ストーリー。

「FLESH&BLOOD」諏訪部順一×福山潤 …というか諏訪部順一福山潤、大航海時代のイングランドに突如タイムトリップしてしまった現代高校生の主人公の冒険。
フレブラはBL…?タクミくんはカセットを含めれば1つ多い。など難しい選択。

4位は「純ロマシリーズ」と「ミス・キャスト」

言わずもがなの有名な作品。「純情ロマンチカ」花田光×櫻井孝宏
兄の友人で超有名小説家の宇佐見に家庭教師をしてもらうハメになった美咲。ところが宇佐見の自宅で、兄と宇佐見を主人公にした「ボーイズラブ小説」を発見! …もっといっぱいありそうでいて、アニメの方が有名だからかな?CDだけだとこのぐらいなんですね。

「ミス・キャスト」花田光×石田彰。ヴィラ出版に勤める平凡なサラリーマンの立花和樹は、企画会議で決まったヌード写真集でカメラマンの担当をさせられる。仕事の依頼に行ったはずが、逆にカメラマンの真木村からモデルになるよう、指名を受けてしまう和樹。その写真集は、人気俳優・深沢優治と、裸で絡み合うという、危なげなものだった。

これもまた難しいところで…純ロマのほか、愛エゴ、愛ロマ、情テロ、情エゴ…全部合算で、ミス・キャストと同数なのです。

5位は「魔彼 MAKARE」

発売元のGRISEDGEオリジナル作品。悪魔と人間がおりなすファンタジーBL。これもそれぞれカップルが違うけど…世界設定が同じだからシリーズということで合算。地編、天編も含め。
佐藤拓也×山中真尋間宮康弘×古河徹人/堀江一眞×中澤まさとも高橋広樹×阿部敦川原慶久×白井悠介竹内良太×山下誠一郎古川慎×中島ヨシキ

6位は「豪華客船」と「春を抱いていた」

「豪華客船で恋は始まる」 子安武人×櫻井孝宏
大富豪・バルジーニ家に養子に行くこととなってしまった湊!目的地へ向かう豪華客船の中で湊を待っていたのは鬼の教育係。彼は漆黒の髪にすみれ色の瞳を持つ超美形船長!海の貴公子と熱い恋に落ちる、ロマンティック・ラブストーリー
最初パッと「長編」で思い浮かんだのが「豪華客船が一番長いのでは?」と思ったのですが意外に6位でした。BL界の水戸黄門というか素晴らしき様式美で受けの湊くんが毎度トラブルに巻き込まれ攻めのエンツォがとんでもないスーパーヒーローっぷりで救出するというような安心してハプニングを楽しめる長編シリーズ♪

「春を抱いていた」三木眞一郎×森川智之
岩城京介と香藤洋二は人気AV男優。そんな二人のもとに、映画のオーディションの話が舞い込んできた。ところが「主役を決めるために、2人でSEXしていただきたい」と監督兼作家に言い渡され、主役を賭け、男同士のSEXに挑むのだが…!?
春抱きは、俳優同士のカップルなので作品中に彼らが演じてるドラマがあり、その劇中劇をCD化したものが2作あるのでそれも含めて同数。除外すれば豪華客船が6位ですね。難しいところ。

7位「子供の領分」「YEBISUセレブリティーズ」「花降楼」「好きなものは好きだからしょうがない!!」

8位「まほデミー週番日誌」「慈英・臣シリーズ」「コルセーア」

9位「胸さわぎシリーズ」

10位「Angel's Feather」

…となりました。え!?アレが入ってない!?アレが長いじゃん!と思って調べると案外「雑誌付録CDが大量で、製品版は6作」だったりします。付録は除外なので…。

BLというと通常は片思いからカップルになるまでで物語が終わるものが多いので長編になることは少ないのですが、「富士見シリーズ」はメインのカップルが中心でありながらオーケストラの成長物語であることで脇役も充実していてスピンオフもあり長寿作品となりました。
逆に「男子高校生、はじめての」は大量にカップルがいてそれぞれの始まりとその後を描いていてカップルの量だけシリーズがある!という感じ。

長編シリーズになる要素として必要なものは…

  • 人数が多く脇役も魅力的であること

  • カップル数が多いこと

  • 付き合ってからもトラブルが多いこと

  • カップル同士が同じ世界で生きていて友人であること

  • 番外編、スピンオフ、などが多いこと

  • 成長物語でもあり、恋愛以外の要素が多いこと

ということではないでしょうか?それにしても6作で終わるシリーズが多いこと多いこと。今後シリーズ物が6作目になったら、果たして「6作の壁」をこえて7作目が出るか出ないか!?を気にして見てしまいそうです。

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