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Tableauの基本的な使い方①

データの事前処理ができたとして、いよいよ分析をしてくことになるわけすが、まずはTableauの画面構成や基本的な使い方についてまとめたいと思います。
ちなみに、私はTableau DATA Saberで前情報なくいきなり編集画面を見たときはフリーズしましたw(何だこれ!?わからん!!どこを触ればいいんだ!?と。)

Tableauの画面構成

Tableauで新規のワークシートをひらくとこんな画面が出てきてます。ここで編集して最終的にアウトプットするものがいわゆるViz(ビズ)というものです。
VizとはTableauで作成したビジュアライズされたグラフや表のことを指します。

基本的に、サイドバーにあるデータをカードやシェルフにドラッグアンドドロップすることでビューに結果が表示されます。
シェルフは「列」と「行」に分かれており、いわゆるグラフの縦軸(y軸)と横軸(x軸)とイメージするとわかりやすいと思います。

”カテゴリ”を列に、”売上”を行に追加するとこのようにカテゴリ別の売上グラフが表示されます

ディメンションとメジャー

グラフ化するときに大事な観点があります。それはディメンションとメジャーの観点です。

ディメンションとは

定性的な値であり、データの分類・区分・詳細等の表示に利用できるもの。

メジャーとは

測定可能な数値もしくは定量的な数値であり、数量・金額・時間等その名の通り「メジャー(測り)」で集計できるもの。

先程の図で言うと、「カテゴリ」がディメンション、「売上」がメジャーに該当します。カテゴリという分類で、売上を計っているわけです。
「◯◯別の△△数」の◯◯がディメンションで△△がメジャーとも言い換えられます。

連続と不連続

次に大事な観点として連続と不連続があります。これは数学用語みたいですね。

連続

「途切れることなく、切れ目のない全体を形作っている」ことを意味し、Tableau上では緑色で表現されます。
1、2、3、4、、、(1と2の間にも1.5や1.99などがあり連続している)の数字や時間のように、順番が決まっているもの連続しているものを指します。
なので、順番を変えることができない(1、5、3、9の順番などにはできない)特徴があります。

不連続

「個別に分離され、区別される」ことを意味し、Tableau上では青色で表現されます。
順序の概念がなく、それぞれが独立しているものを指します。
なので、順番を並び変えることができます。

サイドバーやシェルフで不連続は青、連続は緑で表現されます
カテゴリ×売上は不連続  オーダー日×売上は連続 の表現になります

上記のグラフのように、Tablrauで不連続と連続のデータでグラフを作ってみると、不連続のデータは棒グラフ、連続のデータは線グラフが自動で表示されます。
不連続データは並び替えがしやすい棒グラフ、連続データは推移を見れる線グラフが適しているということですね。Tablrau賢い。

グラフの工夫

複数のディメンションを使う

例えば、カテゴリ>サブカテゴリなど親子関係のあるディメンションの場合、以下のようにシェルフに追加してグラフをよりわかりやすく表示できます。

「カテゴリ」「サブカテゴリ」の順番でシェルフに配置することで
カテゴリごとにまとまりわかりやすくなりました

複数のメジャーを使う

Tableauでは、1シート内に複数のグラフを作ることもできます。例えば上のグラフは売上、下のグラフは利益のように、ディメンションは同じでメジャーが異なるものを以下のように表示できます。
ディメンションが揃っているので見やすいです。

と、今回はここまで。
最初はTableauの使い方が全くわからず、どこを触ったらいいのか、、、という感じだったので、基礎の基礎をまとめてみました。

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