シェアハウス初心者の人に向けたマニュアル
こんにちは!はるはるです。現在、ポーカーで世界をまわりながら完全初級者特化の英語コーチングスクール「90 English」にてCHOをしています。
オーストラリアで留学した際、シェアハウスに入居。それを機に海外、日本問わず20以上のシェアハウスを転々と渡り歩いてきました。
私のように、はじめからシェアハウスの楽しさに触れられたらいいのですが、現在もまだ一般的ではないのが現状です。「他人と住むこと」に対するハードルが高い人が多いのではないかと感じています。
「シェアハウスって安いイメージがあるし、興味あるけど怖い」
「異性のトラブルがありそうで嫌だな…」
「そもそも知らない人と住むのが嫌だ」
そんな人のために、シェアハウス初心者向けマニュアルを作りました。
シェアハウス運営をやったことも、誰かからお金をもらったわけでもないので、純粋な「シェアハウス好きな女の子が書いたんだな」と思って読んでもらえると嬉しいです。
シェアハウスは家でもホテルでもない
まず、大前提ですがシェアハウスは家でもホテルでもありません。なので、自分が賃貸を借りたときの当たり前とホテルに泊まったときの当たり前とは基本異なることを覚えておいてください。
例えば、家の当たり前は一度借りれば自分以外の人が勝手に家に入ることはありません。しかし、シェアハウスの場合は相部屋だと別の人が自分の部屋に入ってくるし、キッチンは共同。トイレやシャワーも大体共同で使うので「自分だけの場所」はほとんどないに等しいです。
では、ホテルと近いのか?と言われるとそうでもありません。掃除は自分でしなければいけないし、なんなら自分以外の人が共用スペースを汚したままどこかに行ってしまうことだってあります。「お金を払って泊まったら、すべてがきれいな状態で使い続けられる」というホテルならではの状態とは全く異なるので注意が必要です。
また、基本的には騒音はあるものと思っておいた方が良いです。シェアハウスのコンセプトにもよりますが、人が好きな人が多いので金土やイベントの夜は騒がしくなることも多々。
小さな物音でも起きてしまうようなタイプは、寝付きにくく向いていません。もし、それでも住んでみたい!という方はリビングから遠い部屋を選ぶようにしたり、耳栓をしたりして対策しましょう。
ゲストハウスとシェアハウスの違い
シェアハウスを検討している人のなかで、「ゲストハウス」を耳にする機会も多いのではないでしょうか。シェアハウスとゲストハウスの一番の違いは「宿泊日数」です。
シェアハウスは、契約時も2ヶ月以上住む場合の人が多く、短期はあまり向いていません。ゲストハウスは、荷物を置く場所もホテルと変わらないほど少ない場合が多く、長期滞在にはあまり向いていません。
短期的に「人と住むこと」を体験したい場合は、ゲストハウスに住んでみるのもおすすめです。
コンセプトによって大きく異なる
シェアハウスってコンセプトによって、そこに住む人の属性が大きく変わるんです。最近は、コミュニティシェアハウス、グローバルなシェアハウスなどいろんなコンセプトのシェアハウスがあります。
私も過去に、コミュニティ、アスリート、ポーカー、異文化などのコンセプトに住んできた経験がありますが、全く違う属性の方ばかりでした。
コミュニティシェアハウスの場合は、圧倒的に人が好きな人たちが多く集まりますし、アスリートシェアハウスはアスリートか元アスリートしかいない状態。ポーカーシェアハウスは、現地でポーカーをするために渡航している人のみが滞在していました。
このようにコンセプトによって全く異なるので、一概に「シェアハウスに住むと友だちができるよ」とか「英語が話せるようになるよ」などという限定的なことは一切言えません。
シェアハウスに住んでみたいと思う方は、そのシェアハウスにどんなコンセプトがあるか、ただ家をシェアしているだけなのかなど調べてから住むようにしましょう。
異性関係は「スタンス」が重要
特に女性が心配するのが「異性関係」ではないでしょうか。男女が一つの屋根の下で暮らすのは、以前はやったテラスハウスを思い浮かべる方も多いと思います。
私がいろんなシェアハウスに住んでみて感じたことは、自身のシェアハウスに住むスタンスが非常に重要ということです。過去にシェアハウスに住んだ際、恋愛関係に発展したこともあれば、どれだけ仲が良くても恋愛には発展しなかった人もいます。
一般的な恋愛と同じで「自分自身がシェアハウスの異性を恋愛対象として見ているか」がすごく重要だと感じています。個人的には、シェアハウスで恋愛をしてうまくいけば良いのですが、双方が長期滞在をする前提で一緒に住むとなると別れたとき気まずくなることもあるので、あまりおすすめはしませんw
「お互い様」の心が大切
シェアハウスで超あるあるな話をさせてください。それは「あいつが〇〇していた」「掃除も何もしない」などのお互いの愚痴の言い合いです。
全くの他人と暮らすので、一つや二つ問題は出てくるのは当たり前。でも、もしかしたら相手も自分に対して思っていることもあるかもしれません。だからこそ、「お互い様」の心が必要だし、いちいちクレームを言いまくっていてもなんの解決にもならないのです。
そこを直接相手にいい形で伝えるようにしたり、本当に必要な場合はオーナーに伝えるようにしたりと「どうしたら改善に向かえるのか」を一緒に考えてシェアハウスをつくっていくのが大切です。
気遣いができる人の方が損をする感覚
「お互い様」と書いておきながら…なのですが、いろんな人と話しているとやはり気遣いできる人が圧倒的に損をする(たくさん掃除や片付けをしている)というのはどのシェアハウスも起きてしまうこと。
こればかりはシェアハウスの醍醐味であり、しょうがないことだと割り切るしかありません。だからこそ、誰かが食器を洗ってくれたり、何か片付けをしている人を見たときには必ず「ありがとう」の言葉をかけましょう。
それでも私がシェアハウスが好きな理由
結構ネガティブなこともあえて書きましたが、私がそれでもシェアハウスが好きな理由があります。それは「人との出会い」です。
シェアハウス以外で、全く知らない人と一つ屋根の下で生活をすることなんて基本的にはありません。しかも、そのときにいる人たちと住まなければいけないので、メンバーもランダムです。
そんなシェアハウスに住み続けた結果、海外のNFLで活躍するチアリーダーの友だちができたり、投資を経てリタイアした人と出会ったり、外国人の親友ができたりもしました。
普通に生きていたら絶対出会わなかったであろう人たちと仲が深まり、今でもたまに連絡をとってお互いの近況報告をし合うような人もいます。
夜の時間も気にせずに遅くまでじっくり話し合えるのはシェアハウスならではだと感じています。
サポートしていただくと、わたしの思いが伝わったんだな。共感してもらったんだなと嬉しい気持ちになります。いつも応援ありがとうございます。