睡眠時間が3倍必要になった妊娠初期【体調変化/妊娠初期】

1.妊娠判明

妊娠が判明した2018年9月シルバーウィークの頃は、公私ともに大規模イベントラッシュの時期でとても忙しくしていました。

所属しているSORACOM UG初の全国イベントの開催、社員旅行があり酒蔵巡りをしてしこたま日本酒を飲んだり、自身の30歳記念(アクロクエストでは、30歳になる社員が人生の節目としてお世話になった社員を招待して食事会を開きます。)の準備があり。
これらのイベントが1週間の中に詰まっている、という状態でした。

なので、なんとなく体調がすぐれないなとは思っていましたが、多忙のせいもあるだろうと思いあまり気にしていませんでした。
あとになって思ってみれば、この頃感じていた体調不良は妊娠初期症状だったようです。
(どうりでどれもこれも準備が進まない。。。)

2.妊娠初期の体調変化:つわり

妊娠初期の体調変化と聞いてすぐに思い当たるのは、「つわり」だと思います。よくドラマなどである、食べ物の臭いを嗅いだだけで気持ち悪くなって吐いてしまう、、、というのがよくあるイメージでしょうか。

私も妊娠するまでは、それが「つわり」だと思っていました。

実際には、人によってどのような症状がでるか・どの程度でるかは様々だそうです。
たとえば、

 ・吐きつわり:とにかく吐き気がある
 ・食べづわり:常に何か食べていないと気持ち悪い
 ・眠りつわり:常に眠い
 ・よだれつわり:唾液がとまらない
 ・においつわり:臭いに敏感になり気持ち悪くなる

など、いろいろな種類があります。
(他にもあります。本当に、人それぞれ。)

私の場合は、特に顕著だったのは「眠りつわり・食べづわり」でした。
一番つらかったのは、対策として「眠る」しかできない眠りつわりでした。これについては、「4.生活リズムの変化:睡眠時間が3倍必要になった」で書いてみます。

食べづわりは、常に何かを食べていないと気持ち悪くなる、というものです。私は嘔吐するほどではありませんでしたが、常に気持ち悪かったためいつでも食べられるものを持ち歩いていました。
ウィダーinゼリーやこんにゃくゼリー、グレープフルーツジュース、ナッツ類など。
そのせいで、とても大きな荷物を持ち歩いていました。

3.妊娠初期の体調変化:マイナートラブル

また、「つわり」だけではなく「妊娠マイナートラブル」と呼ばれるものが存在します。
これも、自身が妊娠するまで知らなかったけれど、地味に辛い症状です。

どんな症状があるかというと、「つわりに当てはまらない体調不良すべて」です。妊娠期間、特に妊娠初期はホルモン状態が激変しているため、ぶっちゃけ何でもありです。

私の場合は、こんな感じでした。

■熱っぽさ
妊娠初期は妊娠によって高温期続くため、熱っぽく感じる人がいます。
私の場合、妊娠前の日中の平熱が37.0度前後だったところ、妊娠初期は37.6度以上が続きました。
妊娠前の平熱に戻ってきたのは、安定期に入る頃(2018年11月末頃)なので、約2か月間、微熱より少し辛いかな、という体温が続いたことになります。

■ひざ下の湿疹/痒み
ホルモン変化により、皮膚に影響が出る人も多いです。私はある日突然、両足のひざ下すべてに湿疹がでて、ひどい痒みに襲われました。
季節は冬に差し掛かるころで、もちろん足を布団にしまって寝たいわけですが、そうすると暖まったことにより痒みが悪化し、起きてしまうのです。
産科・皮膚科で診察してもらいましたが、「妊娠が原因の場合、最悪出産まで続く」と言われ、絶望しました。
幸い、処方された薬と同じ症状に苦しむ妊婦さんのブログを読み漁って探したローションを使うことで、1か月くらいで症状は落ち着きました。
が、妊娠期間を通して何度も苦しめられたトラブルでした。

■乗り物酔い
もともと乗り物酔いはほぼしない体質でしたが、妊娠初期からは電車に10分乗るのにも酔うようになりました。電車の中でスマホを見るなんて、もってのほか。何もできません。
ただひたすら、吐かないように耐えるのみ。

■肉が食べられなくなった
食べたら吐いてしまう、というわけではないのですが、まったく食べられなくなりました。
今まで大好きだった肉がまずくて食べられない。
ちなみに、まずい度は、牛肉>>>>豚肉>>鶏肉という感じでした。
これは、妊娠後期(2018年3月頃)から味覚が戻り、食べられるようになりました。

4.生活リズムの変化:睡眠時間が3倍必要になった

ざっくりした生活リズムを書いてみましたが、「眠りつわり」のせいで睡眠時間が約3倍になりました。

一昔前の花粉症の薬を飲んだ時のような、抗いがたい眠気。どれだけ寝てもすっきりすることのない頭。眠さに抗って座っていると気持ち悪くなります。できることは、ひたすら眠るだけ。。。

■妊娠前
朝活・・・1時間ほど早めに出勤することで、仕事の準備や勉強、SNSチェックなど1日をスムーズにスタートさせるための活動をしていました。客先に赴く場合は移動時間になります。
勤務時間・・・9:30~18:45が定時。基本、残業はせず夜活を実施。
夜活①・・・社内で開催される有志の勉強会に参加していたり、リクルータとして学生さんとご飯していたり、社外勉強会へ出かけたり、懇親会に参加したり。
夜活②・・・懇親会の場合はだいたいこの時間まで飲んでいる。社外勉強会のあとは2次会で飲んでいる。帰宅していれば、社外勉強会での発表資料をつくってたり。
家事etc...・・・趣味だったり、家事だったり、お風呂だったり。本を読み始めてしまったりすると、3時頃まで起きていることもよくあった。
⇒つまり、睡眠時間はだいたい4~5時間

■妊娠後
最低限の定時~定時の仕事と、仕事に向かうための身だしなみを整える時間、食事の時間以外は、すべて睡眠
この睡眠時間を少しでも減らすと、翌日ずっと気持ち悪い。乗り物酔いの悪化、肌状態の悪化、頭が回らない、というギリギリの生活

もともと、睡眠時間は少なくても大丈夫なタイプでした。
妊娠してもお腹が大きくなるまでは、夜活などはある程度減らすにしてもこれまでと変わらずに動けるだろう、と思っていたのは大間違いでした。

眠りつわりは、「ただ眠いだけ」ということで、周りから理解をされづらく、「吐いてしまう人よりマシだよね」と言われがちな症状。
幸い、私の周りの人は皆、理解してくれてサポートしてくれました。
妊娠を理解していなかった自分も含め、言いたい。 
「つわりは吐かなくても、とてもつらい。」 

ちなみに、土日はどんな生活かというと、こんな感じです。
※家事はすべて、夫がやってくれていました(^^;
 毎週、一緒に行っていた食料品などの買い出しも、再び二人で出かけたのは半年後、2019年3月でした。

5.仕事への影響

妊娠前と同様に働けるだろう、という希望的観測に反して、いろいろ影響が出ました。

■ミスが増える
複数の仕事のスイッチングコストが増えるとともに、細々したミスが増えました。誤字脱字、タスク抜けなど、ちょっとしたことなのだけれど、積もり積もると仕事に時間がかかる。 

■プレゼンテーションが作れない
何故かわかりませんが、文字だらけのプレゼンテーションしか作れなくなりました。ちょうど、10月に90分程度の講演の機会を3つもらっており、それぞれ資料作成が必要でしたが、まったく進みませんでした。
プレゼンテーションに限らず、調査やまとめるだけではなく、一段昇華させる必要のあるような仕事は非常に時間がかかる、もしくは、できなくなりました。

■仕事の準備や夜活が当てにできない
プレゼンテーションの作成など、移動時間中に構想を練ったり、参考資料などを夜活や朝活で探して勉強したり、ということで担っていました。
しかし、業務時間に集中力を保つのが限界であり、その他の活動は全くできなくなりました。これにより、プライベートで持っているタスクも含め、すべてが積みあがっていきました。

■移動がつらい
乗り物酔いもあるため、移動すると格段に体力を削られます。
また、乗り物を降りたらどこかに座って休む、という時間を取らないと使い物にならないため、普段よりも移動時間がかかります。

■イベントに参加できない
2018年10月には、アクロクエスト最大のイベントであるHappy査定360(全社員査定)もありましたが、体力的に参加を断念しました。他にも、各種懇親会や勉強会など、ほとんどを欠席し休ませてもらっていました。

6.会社・上司・同僚に助けてもらったこと

ここまで書いてきたような体調変化があり、感覚的には仕事効率は1/4くらいに落ちた印象でした。
なるべく楽に働けるように配慮された会社制度、まわらない仕事を上司・同僚にサポートしてもらっていました。

■移動が必要な業務・立ちっぱなし業務のアサインを変えてもらう
新卒採用で合同説明会に参加する、などのような業務はすべてアサインを変更してもらい、他の人にかわりに行ってもらっていました。
妊娠前に名指しでもらっていた講演のお仕事以外は、すべて変わってもらいました。

■リモートワーク
たとえば、午後から移動が発生するような業務の場合、午前から移動時間までは自宅からリモートワークとさせてもらっていました。
無駄な移動で体力を削る必要がなく、助かりました。

■業務巻き取り
「5.仕事への影響」で書いた通り、プレゼンテーションが作れなくなってしまったため、講演準備が進まない、という事態に。
結果として、上司が大部分を巻き取り、作成に協力してくれました。

■引継ぎに向けた体制づくり
当時、2つのプロジェクトを掛け持ちしており、そのうち1つは週の半分、都内に行く必要がありました。
ただ、移動がつらい!というのもあり、プロジェクトメンバに頑張ってもらうことで、年内は週1度、年明けからは抜けられるよう体制を整えてもらいました。

7.周囲の人の理解を得て働くために必要だと思うこと

理解ある仲間のおかげで、なんとか定時の時間内は働くことができていましたが、今振り返ってみるとやっておいてよかったこと、もっとこうすればよかったと思うことの両方があります。

【やっておいてよかったこと】
■早めの妊娠報告

妊娠初期は流産の可能性も高いため、安定期(妊娠5ヵ月(妊娠16週))に入ってから職場に報告する人も多いようです。私の場合は、業務が多岐にわたっており調整が必要だったこともあり、関連上司筋には妊娠発覚直後(妊娠2か月(妊娠第6週))に報告していました。
上司としても、余裕をもって業務調整してもらえたと思いますし、私自身もすぐにアサインを変えたりの対応を取ってもらえたので、体も楽でした。

■体調不良は人それぞれ。自分の場合、を伝える
上司から体調がどうか、ということも聞いてもらえたこともあり、何がつらいのか、どのような対処をしてほしいのか、の希望を伝えていました。
また、つわりやマイナートラブルは人によって全く違います。なので、何がつらいかを伝えるのは、お互いのためにとても大事だと思います。
特に、私が職場で初めての妊婦となるので、要望を出して一緒に創っていく、ということができました。

【もっとこうすればよかったなと思うこと】
■「できない」の判断基準をつくる

プレゼンテーションの作成など、「できない」と言えずに、締切ギリギリになって上司に巻き取ってもらう、という事態が発生しました。
妊娠前にできたのだから今もできるはずという意地、できませんと言いたくない意地、が邪魔をしたと思っています。
「終わらないな」という感覚をもった時点で、「できない」を相談することができれば、結果として巻き取ってくれる上司ももっと余裕をもって手伝ってもらえたでしょう。
この判断ができるようになったのは、体調変化のすさまじさを受け入れることができた妊娠後期に差し掛かるころでした。

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晴香

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