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故郷というアイデンティティ

長い長いGWもあっという間に明けてしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか??

ちょっと見ないうちにnoteのフォロワーさんが2倍以上になっていて驚きました。どうやらファスティングの記事の閲覧数が増えているようなので、どこかに掲載されたのでしょうか…??

それにしても、気付けばファスティングをしてから1年が経過してしまいました…!!
ちょうど一年前は、キッチン兼オフィスを借りて定期で料理教室を始め、本当に怒涛のような毎日でしたが、このGWは久しぶりにゆっくりと過ごせました。

久しぶりの友人に会ったり、大好きなバンドのライブに行ったり、気になっていたお店に行ったり、公園で遊んだり。
そして、ふと思い立ち、福島の祖母の家にも遊びに行きました。

私の父方の実家は福島の果樹農家で、桃とリンゴを栽培しています。
なんと、家の裏山がほぼ丸ごと果樹園で、山を登ると福島の町並みを一望することができるのです!!

最近は1〜2年に1回程度しか帰れていなかったのですが、祖母が元気なうちに主人を連れて行きたいと思い立ち、久しぶりに帰ることにしました。

帰れる田舎があることのありがたみは昔からぼんやりと感じていましたが、日本酒をきっかけに地方の食に関わるようになり、改めてその大切さを実感しています。
特に、以前もご紹介した高橋博之さんの「都市と地方をかきまぜる」を読み、こうして東京で暮らしているものの、身寄りのある田舎があることは何物にも代え難いことに感じます。

今の時期は、ちょうどりんごの花の受粉真っ最中。農家の叔父の話を聞くことができ、雄大な自然に触れながら色々と考えるきっかけになりました。

そして今回初めて知ったのですが、私はがっつり福島ルーツの人間らしいです。
父方の親戚はみんな大酒飲みだし、やはり血は争えないですね…!!
私どう見ても福島顔だし、海よりも山の方が落ち着きます。
私自身が育った地は殆ど東京であるものの、ルーツとなる故郷は忘れずに大切にしていたいなと思ったのでした。これまで故郷のアイデンティティが無かったので、少しでも自分のルーツが分かると、なんだか安心感が芽生えますね。

そして、話は変わりますが、実は今月でフリーランス4年目を迎えました。
3年前のGWはヨーロッパ旅行に行っており、帰国後そのまま独立したのです。
ただ、独立とは言っても最初は日本酒バーのバイトや料理家さんのアシスタントが中心で、本当にフリーランスらしくなってきたのはここ1〜2年です。
新卒の会社を辞めた約6年前(23才の時)はほぼ世捨て人状態で(笑)失うものが無かったぶん大胆な行動をすることができましたが、現在は料理教室の生徒さんやお仕事のクライアントさん、生産者さんや家族のことを第一に考えて行動するようになりました。
改めて、守るべきものがあることの大切さを実感しています。

とはいえ、本当にまだまだ半人前。
これからもご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします!!

▼写真は山で見つけたワラビ♪


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