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【日本酒マリアージュレシピ】『大七 生酛 雪しぼり』×紫キャベツと苺のヨーグルトコールスロー

おはようございます!!
今回も、爽やかな月曜日の朝っぱらから、日本酒情報のお届けです♪

さあ、月も変わり、今回からテーマ日本酒が変わります。
今月のテーマ酒は、「大七 生酛 雪しぼり」です!!

味も歴史も素晴らしい、福島県二本松市の大七酒造。

日本酒の権威である、故・上原浩先生が「大七は生酛のお手本」と言うほどの、「生酛の中の生酛」

「生酛」は昔ながらの日本酒の製造方法であり、近年の日本酒造りは大半が「速醸酛」という、人工乳酸を添加する製法であるのに対して、「生酛」は人工乳酸を添加せず、自然の乳酸菌を取り込んで酒母を造ります。
そのため、乳酸菌由来のヨーグルト様のふんわりとした香りと、野生の菌が関わるからこその力強い味わいが特徴です。

一般的に、生酛は「重たい」とか「酸味が強い」とか「雑味が多い」などと思われがちですが、実は本当の生酛というのは、すっきり軽やかでありながら、米の旨味とコクが感じられる、極上のお酒なのです。
誤ったイメージを持たれてしまう原因として、生酛は高い技術と経験が必要になるからこそ、衛生的な環境で上手に造らないと、酸味が出過ぎたり、アミノ酸が生成されすぎて重たくなったり、雑菌汚染による雑味が出たりするそうです。私も時折、このような味の生酛に出会います。

生酛の本当の味が分からなくなってしまったとき。
そんな時は、大七を飲むのがオススメです。
しっかり、日本酒の味でありながら、驚くほどキレが良いですよ♪

…と、ついつい熱くなってしまいましたが、今回はそんな大七酒造の季節限定商品である「雪しぼり」のマリアージュレシピをご紹介します!!

こちら本醸造なのですが、アルコールの嫌な感じは全く無く(というか、試飲した時に本醸造と気付かずに買っていました笑)、ふわっとクリーミーな乳香にうっとり。瓶内二次発酵によるピチピチと心地よい発泡感、クリーミーな舌触り、そして綺麗な酸が喉を通り抜けていきます。

今回も、木本硝子さんのグラスで飲み比べしてみたのですが、やはり微発泡ということもあり、細長いes slimが相性が良かったです。
当然ながら、es flowerは表面積が広いため、炭酸ガスが抜けてしまいました。

さて、そんな大七 生酛 雪しぼりに合わせるのは、こんなお料理です。

紫キャベツと苺のヨーグルトコールスロー

【材料】(4人分)
紫キャベツ ...1/4個
苺…8個
人参 ...1/2本
A水 ...1L
A塩 ...50g(大さじ3と1/3)
ヨーグルト ...200g
Bオリーブオイル...大さじ1
B白味噌 ...大さじ1
Bはちみつ…大さじ1/2  
B黒胡椒 ...少々
チャービル、ディルなどのハーブ ...適量

【作り方】
 1.ヨーグルトはザルにキッチンペーパーを敷いた上で、 1時間以上水を切る。
 2.レッドキャベツは千切りに、人参は3cm長さの細切 りにし、Aを入れたボウルに10分間浸す。
3.苺は縦4等分に切る。
4.ボウルに1とBを入れ、混ぜ合わせる。
 5,2をペーパーで包んでしっかり水気を絞り、4に加え、よく混ぜ合わせる。
 6.皿に盛り、ディルを散らす。

大七の乳っぽい香りと酸に、ヨーグルトで合わせました。

コールスローに苺!?しかもヨーグルト!?
と、驚きのレシピかもしれません。

でも、一度作ってみて下さい。
マヨネーズ不使用とは思えない味だと思います♪

ヨーグルトの酸味と、オリーブオイルと白味噌を入れることでコクが出るので、まるでマヨネーズのような味わいになります。
しかも、マヨネーズに比べてとってもヘルシー!!
苺を加えているのは、旬のフルーツであるというのと、ヨーグルトと相性が良いためです。ビタミンCもたっぷり♪

紫キャベツの色合いも綺麗なので、おもてなしにもぴったり。
是非お試しください♪♪

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