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「観光地」ではなく「関係地」を作る〜南宮城のフードツーリズムについて〜

昨年10月より携わらせていただいてる、南宮城のインバウンド向けレシピ開発事業の報告会兼お披露目会にて、料理提供とトークセッション登壇をさせていただきました!!

南宮城の外国人旅行者誘致を主軸にした地域経済発展を目指す民間団体「宮城インバウンドDMO」様のプロジェクトの一つである今回のレシピ開発事業にいおて、ようやくその集大成としての報告会を無事に終えることができました。

〜事業の流れとしては〜
目的:インバウンド(特に台湾人)に向けた、南宮城の食のPR
手段:地元飲食店と連携した、南宮城の地酒と食のペアリングレシピ開発

①レシピ開発
  ↓
②台湾の旅行博でのレシピ提供、モニター調査
  ↓
③協力飲食店、酒蔵への情報共有
  ↓
④webサイトへのレシピ掲載、飲食店や酒蔵の紹介
(お土産品を使ったレシピ開発も行いました。今月中に公開予定。)

報告会とは言えど、かしこまった形式ではなく、せっかくなら楽しんでいただきたいと、プロジェクトリーダーの谷戸さんが尽力してくださり、当日はトークセッションあり、ペアリング料理の提供ありの「南宮城Pairingu Night」というイベント型で行いました。

当日は、宮城インバウンドDMOはじめ(株)VISIT東北、(株)GM7の3社で代表をされている齋藤社長もお越し下さり、モデレーターをしてくださいました。

トークセッションでは、外国人留学生を対象に、南宮城のツーリズムについてお話しさせていただきました。一緒に登壇させていただいたのは、マイティー千葉重の代表取締役である千葉大貴さん。

千葉さんは、地域資源を生かしたまちづくりに寄与されていらっしゃり、全国で食のブランドプロデュースをされています。
丸の内で毎年行われている「maru de miyagi」というイベントも先導されており、かなり凄い人です。

一緒にお話させていただくということでドキドキしておりましたが、とても腰が低く、かつお話がとても面白い方で、すっかり魅了されてしまいました。

印象的だったのは、まちづくりで重要なのは「観光地」を作るのではなく「関係地」を作ることであるというお話。
これからは、地域単体でまちおこしに奮闘するのではなく、横とのつながりを意識し、連携していくことが必要であると。(ニュアンスが違ったらすみません。)

私自身も、「私は触媒になりたい」という突飛な話をさせていただいたのですが(笑)無から有を生むことは容易なことではなく、すで存在することを繋ぎ合わせることで価値創造していく必要があると考えており、大変共感するお話でした。

千葉さんは事例を交えてお話してくださったのですが、地元の方が気づいていない魅力を引き出し、それをより魅力的に伝えていくことでのブランディングをされており、どれもセンス抜群で感動してしまいました。
秋保温泉ではアキウ舎という古民家レストランをされており、地元食材とお酒のペアリングも楽しめるそう。これは行ってみたい…。

私自身、地域活性に関してまだまだ勉強中なので、とても考えさせるお話ばかりで終始興奮状態でした。
寝不足で目がシパシパでしたが、心は燃えたぎる、熱い時間でした。

今回の取り組みを契機に、今後も南宮城には継続的に関わっていきたいと考えております。
南宮城の食と酒のペアリングを目的に外国人旅行客が訪れ、現地で感動体験し、その感動をお土産品でも楽しみ、輪が広がっていくようなサイクルを作っていけるよう、今後も尽力させていただきたいです。
今回お世話になった皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

皆さんも、是非南宮城のペアリングを楽しみにいらしてください!!

●一般社団法人 宮城インバウンドDMO
https://miyagidmo.org
●マイティー千葉重
http://www.chibajuu.jp
●アキウ舎
https://akiusha.jp

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