ガンの公表から丸一年。初めての資金調達への想いと決意表明。

本日、READYFOR株式会社は、創業以来初めてとなる、増資による資金調達(エクイティファイナンス)を発表させていただきました。

(1)プレスリリース
https://readyfor.jp/corp/news/85
(2)TechCrunch
「サービス開始から7年、READYFORが初の外部調達で目指すのは“資金流通メカニズムのアップデート”」
https://jp.techcrunch.com/2018/10/17/readyfor-fundraising/
(3)THE BRIDGE
「クラウドファンディングサイト運営のREADYFOR、初のエクイティ調達で5.3億円の資金を獲得——企業向けソーシャルインパクト事業を立ち上げ」
http://thebridge.jp/2018/10/readyfor-jpy530m-funding
(4)CNET
「クラウドファンディング「READYFOR」が約5.3億円を調達--実行者向けSaaSツールなど開発へ」
https://japan.cnet.com/article/35127085/
(5)ビジネスインサイダー
「メルカリ社長・ストライプCEOも出資。クラウドファンディング「READYFOR」が資金調達に踏み切る理由」
https://www.businessinsider.jp/post-177356
(6)マネージン
「READYFORが5.3億円の資金調達、AI研究の松尾豊氏をはじめ強力な布陣」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181017-00000002-sh_mon-bus_all
(7)日経電子版
「レディーフォー、調達支援多様化へ自社も資金調達 」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36580370X11C18A0000000/
(8)日経新聞朝刊
「ネット資金調達システム開発」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO36572090W8A011C1TJ2000/
(9)FASHIONSNAP
「ストライプ石川康晴社長ら「Readyfor」運営会社に出資、約5.3億円の資金調達」
https://www.fashionsnap.com/article/2018-10-17/readyfor-allocation-3rd-party/

「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」

READYFORは創業以来、掲げたビジョンを達成するため、「想いの乗ったお金の流れを増やす」ことを使命に、全力で駆け抜けてきました。現在5期目を迎えたREADYFORは、おかげさまで1〜4期までずっと黒字を達成し、売り上げも右肩上がりで伸びています。同じ思いを持って共に夢に向かうメンバーも80名を超えました。

クラウドファンディング という資金調達を生業にする会社を経営しているにもかかわらず、私自身は資金調達はずっと怖いものだと思っていました。

「ファイナンスは後戻りできないからね」という先輩経営者からの言葉は重く響き、「健全に成長しているんだから必要ない」と資金調達を避けてきました。

そんな私が資金調達を真剣に考えはじめたきっかけは、1年前に患った病気(ガン)でした。

昨年の6月、ガン宣告を受けた時、私はそれまでの自分の人生が豊かで幸せであったことに気づきました。自分の好きなことで起業し、信頼できる仲間と日々切磋琢磨し、大好きな人と結ばれ、これ以上ないと思えるほど恵まれた29年間。今死んでも後悔はないかもしれない。ふと、そんな想いがよぎりました。

ところがすぐに、私のなかに生まれた2つの感情が、その想いをかき消しました。

「Readyforをもっと社会にインパクトを与える会社にしたい」
「子供が欲しい」

だから今、ここで死ぬわけにはいかない。この2つ想いは、私を治療にポジティブに向かわせる原動力になりました。

そこから半年間、治療に専念するため会社を離れ、規則正しい毎日を送り、予定通りに治療(抗がん剤)を終えて、今年2月完全復帰を果たしました。

会社への復帰の目処がたった際、私はCOOの樋浦と、CFOの元田を自宅の近くに呼んで想いを伝えました。

「私は社会によりインパクトを与えるために、ビジョンに達成に向けてもっと会社を加速させたいと思ってる。でも、今上手くいっている会社の成長を止めたくないから、私が戻るかどうかは二人に決めて欲しい」

「何を言ってるんですか。米良さんがいなくても成長できましたけど、米良さんが戻ってきたら僕らは無敵です」

ふたりのこの言葉を聞いて私は、READYFORを、「社会を持続可能にするために新たなお金の流れを生む」会社にするため、既存事業の成長だけでなく、新規事業を展開する決意を固めました。

会社へ復帰して、10ヶ月。ようやくビジョン達成への道筋が見えてきたので、実現するために、資金調達をすることにしました。

今回、人生で初めての投資家回りを経験しましたが、驚くほどポジティブに進みました。様々な投資家の方にサポートいただける可能性があったなか、最終的に、グロービス・キャピタル・パートナーズさんにリード投資家として参画していただき、同社パートナーの今野穣さんに社外取締役に就いていただくことになりました。投資が決まる前から、何度も事業計画についてディスカッションをする中で今野さんから投資を受けたい!と強い想いを抱いていました。

実は、グロービスさんは、私が22歳の頃、人生で初めて事業プランを話したベンチャーキャピタルさんでした。

「君はこの事業を100億円規模に成長させることができると本気で信じている?」

その際、あまりにも強い眼差しで言われたこのひとことに、当時の私は言葉が出ませんでした。その日から9年経つ今、グロービスさんのマネジメントプレゼンで、「READYFORを社会にインパクトを与える会社にし、その結果として売り上げの成長を必ず実現する」と自信を持って言い切ることができました。あの日の自分に、逃げずに頑張ってきた今の自分の姿を見せてあげたい気持ちです。

今回、グロービスさんに加え、私が経営者として尊敬してやまないストライプインターナショナルの石川康晴社長、メルカリの小泉文明社長、Mistletoeの孫泰蔵社長にもアドバイザーに就任していただきました。また、READYFORの実現したい世界をより多くの方に伝えていくために、東京2020 開会式・閉会式 4式典総合プランニングチームにも入っている電通の菅野薫さんをクリエイティブアドバイザーとして迎えることになりました。そして、ずっとREADYFORをサポートしてくれていた東京大学の松尾豊先生も公式にアドバイザーに就いていただきます。

今回の資金調達を経て、READYFORが向かう先は、大きくは変わりません。ただ、私たちはまだ、クラウドファンディングを通して、たったの70億円しか社会に必要なお金を流せていません。どうやったら何千億円、何兆円、本当に必要なところにお金が流れるのか? その橋渡しをするテクノロジーや事業はなんなのか? 問い続け、生み出し続ける組織をつくっていく必要があります。

クラウドファンディング が誕生し、世の中に、今まで流れることのなかったお金が流れ始めました。でも、まだまだここからです。もっともっと必要なところにお金が流れて社会がよくなるように、私たちは新たな発明をしていきたいです。

病気になってよかった。病気がなかったら、こんなに仲間を信頼できなかったと思うから。こんなに真剣に明確な未来を思い描くことはできなかったと思うから。私はよく、腫瘍があった左の首に触れ、あの時の気持ちを思い出します。触れるたびに、今の私間違っていないよね?と確認するんです。私の人生の羅針盤です。

最後に。私にはREADYFORを通じてやりたいことがたくさんあります。リリースに書いていない新規事業も立ち上げる予定で、一緒に成長させてくれるメンバーを募集しています!私たちのビジョンに共感をしてくれる仲間に出会いたい。「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」ため、本当に必要なところにお金が流れる社会を一緒につくっていきませんか。

会社概要ページ:https://readyfor.jp/corp#info



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