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遺伝子レベルの試み #センセイを捨ててみる。

父親が亡くなったとき「人はいつか死ぬ」という現実を突きつけられた。

そして「何かを意図的に残さなければ何も残らない」ということを思い知った。

父は生前、定年退職間近に「これからは何かを残す生き方をしたい」と言っていた、その志半ばにして人生の幕を閉じた。

このとき20代半ばの僕は思った。

「今よりももっともっと自分らしい生き方をしよう。それを貫き通そう。たとえ多少人とぶつかろうと自分を捨てずに生きてゆこう」そう誓った。

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幸い、父親は健在ですが、母も、祖父母もこの世にはいません。

82歳の父は、思うように言葉が出なくなり、杖をついています。

その父がこの世を去る時を、まだうまくイメージできていません。

父は若い頃、たまに思い出したように、こう言っていました。
「虎は死して皮を残す。人は死んで、名を残す。」

研究者の端くれとして、人の記憶に残りたいという気持ちがあったんでしょう。

私は死後の世界を信じていないので、父の気持ちは正直よくわかりませんでした。

・人の記憶に残るかどうかを確かめる術がない
・名を遺すような業績を上げたいと思っていない
・記憶に残るかどうかは、その人が決めること

でも、
親として子どもを遺し、
教師として教え子にメッセージを遺してきたことを考えると

(何かを遺したいと思って生きてきたのかな?)

そんなふうに感じます。

誰もが、自身の「遺伝子」を遺したいと思っています。
全てを手に入れた人でさえも、最後は「伝える」ことに関わろうとします。
自分だけのマジックを秘密にしたまま棺桶に入っても意味がないことを、わかっているから。

「教育」って、遺伝子レベルの求心力を持つ試みなんです。

必要なのは、目的。
あなたが明確かつ主体的に取り組む目的が、どうしても必要です。

”何かを意図的に残さなければ、何も残りません。”


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思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!