スペイン語のリスニング教材をしっかり学ぶ方法。

2012年からスペイン語を学び始めて6年目の私。

週1回のスペイン語教室では、「会話例のCDを聞いて、自分でtranscripción(スペイン語会話を書き起こしたプリント)も読んできてね」という宿題が時々でる。次回の授業では、内容でわからなかったところを先生に質問したり、さらに関連した問題が先生から出されたりする。

スペイン語ネイティブとスムーズに会話するためには、相手が言ったことを一度で聞き取るのが必須。DELEなどのスペイン語試験では、録音が流れるのは2回だけが通例。

だけど、実際のところ私のスペイン語力では、CDを1~2回聞いただけでは内容を全部は理解しきれない。そこで私は、CDを2回通して聞いて、大体の内容を把握したら、数単語ずつ一時停止して、聞き取れた単語を書きとっている。

全く聞き取れない部分は下線で空欄を作っておく。発音から何となくスペイン語のつづりが想像できたときは一応書きとって、クエスチョンマークもつけておく。

空欄・クエスチョンまじりの原稿が出来上がったら、transcripciónを見て、自分が聞き取れていなかったところを赤で書きこんでいく。Transcripciónのほうには、自分が聞き取れなかった単語だけ赤の下線を引く。

この方法、時間はかかるけど、「自分がどこを聞き取れていなかったか」を正確に把握できるのだ。

聞き取れなかったところは、初めて見た単語か、テキストで読んだことはあったけど自分で発音・作文に使ったことはなかったような単語が多い。いつも自分で発音している、あるいは作文で使っている単語なら、スムーズに聞き取って書けるものだ。

そしてさらに、今度は赤線を引いたtranscripciónを音読。全体を通して意味を理解できているか、確認するため。そして新しい単語も発音できるようになりたいので。

最後に、CDを聞いて、発音を再確認。一行ずつ一時停止しながら、同じように発音する練習をすれば完璧…なんだけど、長い会話例だとそこまでの時間をとるのは難しいかな。


こうしてCDを何度も聞いたり、書き取るには時間がかかるけど、新しい単語をしっかり理解できるようになるよ。初めは短い会話を聞いてみるのがオススメ。

ありがとうございます! 今後のスペイン語学習のために使わせていただきます!