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【自作連載二次元小説】世界ユーザートップギルド長、ギルドメンバー一致で後任のちギルドから追い出されたので、誰も入れないギルドを作って、自由気ままなゲームライフを過ごす話       第6話 信じる大切さ

探索を終え帰る途中、見知らぬお面をつけた4、5人のプレイヤーに襲われた。
???『貴様がキルだな??覚悟!』
っと、いきなり剣や魔法で攻撃をしてきたのだ、
だが、大したことのない攻撃だったが、襲われる理由が分からなかった。ここは攻撃を受け死んだフリでもしておこうと、考えたのである。
キル『グサッ………ぐはぁ……貴様ら…何者だ……』
???『ふん、死に行く貴様には知ることもないが、メイドの土産だ教えてやろう』
そういうって、大剣を振り上げゆっくり心臓を刺しながら答えたのだ。
???『我らギルド「輝く頂 インフィニティ」ギルド長の命令により動いている。お前は、目をつけられていたんだよ、レッドとお前が会わなければこのような事にはならなかったのにな、ってもう聞いてないか』
キル『………………。(血が止まらねかこれ?、
あぁ腹痛えぇ、いつまで刺し続けるんだ?)』
意識が朦朧としてきた…最後の力を振り絞り近くにいた刺客の懐から何かをくすめ取った。
町の方から「ピーーピーーピーー」と、本部ギルド兵がこちらに向かってきたのだ。
???『ちっ、嗅ぎ付かれたか!しかし、対象は確実に殺した。ステータス確認………ちゃんとHP0になってるな、ずらかるぞ』
その日、速報ニュースが入った。
ゲーム内でプレイヤーが殺害されたと報道された
このゲームでは、基本モンスターなどで死んだ場合はお金を払う事で蘇ることはできるが、プレイヤーの手によって死んだ場合は蘇る事はできないのだ。新しいアカウントも作ることは出来ず、作るのであればもう1度新たにゲーム機本体、カセットを買わないといけない。そうした場合は、プレイヤーは初期からプレイとなってしまうのだ。
〜都の教会〜
アンナ『マスター、確かに死んでいます。
ステータスの確認しておきますか?』
マスター『一応確認しておこう』
アンナ『ステータス……スキル、魔法一部無効、身体強化、自身回復(小)、魔法 ファイ(小) サンダ(小)フリザ(小)。一般的というか普通の人より弱いくらいですね』
マスター『もういいだろう、買い被り過ぎたらしい。大石板は、もう古かったんだろう。うん、手を合わせて帰るとしよう』
アンナ『……………、安らかに』
〜都の教会(夜)〜
キル『……………………』
エーテ『…………いつまで寝てるつもり?』
キル『……………………………』
エーテ『もう、夜になったわよ?』
キル『………』
エーテ『一応、心配して樹海から出てきてあげたんだから、早く目覚めてくれないかしら』
キル『……………………………………………』
エーテ『信じてる………』
ゴーンゴーンゴーンと0時の鐘が鳴り始めた、
キル『………心配かけてすまなかった。蘇るのに時間がかかってしまった。来てくれてありがとう』
エーテ『べっ……別に、あなたが全然起きないから少し心配しただけなんだから』
キル『久しぶりに死の体験を味わったよ、やっぱり剣が刺さるのはなかなか答えるね』
エーテ『仮拠点へ帰りましょう、帰ったら怪我したところ治療してあげる』
キル『そうだね、一応見てもらう事にするよ』
キルはなぜ生きているか、それは人種がそもそも他のプレイヤーと異なるからである。
「果てなき冒険」は、人種を選べる機能があり例えば、獣、鳥、魚、妖精、エルフ、魔族、死霊等々と人+他の人種が選べたのだ。
そのおかげでもあり、キルは生き延びることができたのだ。キルが選んだ人種とは、バンパイアだ今では、上位種のレジェンドバンパイアに昇格してる。普通のバンパイアの能力は、日中行動することは出来ないが、夜の間どんな攻撃をされようとある程度体は再生する。レジェンドの能力は、昼夜問わず行動でき、核(心臓)を壊されることがない限り何度でも再生する事ができる。
〜幻の樹海〜
キル『核をここに置いてたのが正解だったな』
エーテ『これからどうするの?』
キル『少しの間ここを拠点として過ごしたい、ここなら他のプレイヤーが来る心配もないだろう
それに、ギルド「輝く頂 インフィニティ」の動向も気になる』
エーテ『居たいなら、ずっと居てもいいわ』
キル『恩にきるよ、ありがとう』
エーテ『…………///』
キル『少しの間、顔を隠して行動する事にする』

〜運営〜
???『ゲーム内での、殺しが出てしまったな』
??『これが合図ということでいいんだな?』
開発者『それでは、始めようか。この時を待ち望んでいた、邪魔さえ入らなかった"あの時"上手くいっていたというのに』
???『これで、成功するのだな?』
開発者『はい、間違いなく。これで…………』
この時、ある者達によってゲームプレイヤーは 非現実的な世界へと誘われるのだった………
レッド『プレイヤーが殺害された??まさか!、まさかなぁ…………。しかし、連絡をとった方がいいか?しかし、もし違った場合どんな反応されるのかぁ………心配してもしょうがない、今は拠点探さないとな………』
この日、レッドは落ち着かず拠点探しどころではなかったのだ。
レッド『どうしよう………』


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