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【自作連載二次元小説】世界ユーザートップギルド長、ギルドメンバー一致で後任のちギルドから追い出されたので、誰も入れないギルドを作って、自由気ままなゲームライフを過ごす話       第8話 樹海の秘密

この世界へと誘われてから、はや1ヶ月が経った。
ここの生活にも何とか慣れた、キルは未だに顔を隠しながら生活をしている。街に行くと、たまにお面を被ったプレイヤーを見かける事があった、自分を探してるのか?はたまた、隠れ場所を探してるのか?あまり関わらないようにしよう。
レッドは別行動で動いてもらっている、クエストの依頼や買い出しなど、自分が今はまだ動けないからすまないといつも思ってる。
レッド『気にしなくていいんだよ』
っと、いつも言ってくれてる。ありがたい……
エーテは、幻の樹海(死の森)の番人及びギルド
管理人として今は働いてもらっている。エーテは、世話好きでよく心配してくれて、料理も上手いしなんだか、お母さんみたいだなぁってよく思う。
エーテ『クチュン………』
キル『大丈夫か?風邪でも引いたか?』
額と額で熱を測ろうとすると、
エーテ『だだだ、、大丈夫、大丈夫だから』
キル『そうか?あんまり、無理しないこと』
エーテ『(顔近かった///)分かってるわよ!』
この頃、天気が異常だ暑い日寒い日雨や雪、霰、雹と天気がコロコロ変わる。現時点でこの世界に合ってないのか、それとも何かの前触れなのか。
そんなこんなで、また1ヶ月が過ぎた頃のとこだ
運営よりイベント発生のメッセージがあったのだ
運営『これよりイベントを開催する。この世界のどこかに"何でも願いを1つ叶えてくれる神樹"があるらしい、そこにいるボスを倒して願いを1つ叶えてもらおう。このイベントは早い者勝ちだ、期間は今この時から3日間あげるね。もし、期限を過ぎてボスを倒しきれなかった、神樹まで行き着かなかったギルドは残念賞と言う事で運営からちょっとしたプレゼントがあるよ。もし、ボスを倒し神樹に願いを叶えたプレイヤーは豪華なプレゼントがあるから期待しててね。それじゃあ、イベント開始!』
レッド『願いが叶う神樹かぁ………、結構冒険して来たんだけど心当たりはないなぁ』
エーテ『………』
キル『………』
レッド『キル殿?エーテさん?』
キル『心当たりはある………しかし…』
レッド『それは一体どこなんだ??』
キルはテーブルに人差し指でトントンとした。
レッド『え!?ここ??この、死の森が?』
キル『1度聞こうと思っていたのだが、なぜここを死の森と呼ぶんだ??』
レッド『この森に滞在するだけで、命を落とす者が多いと昔から噂されています。なんでも、この森に少年が1年滞在して森から出る頃にはおじいちゃんになって出て来たという噂もあるくらいで』
キル『だから、いつもギルドにいなくて出ているんだな』
エーテ『……………』
レッド『もし、ここがそうならボスってのは、
まさか森の番人であるエーテさん?』
キル『可能性はなくはない、ここには神樹が存在している、自分は昔会っているがその時は興味がなかったのでスルーした願いたいことは、なかったからな』
キルは思った、あの時友達が欲しいって願っていればよかったと………願うものではないな。
エーテ『私はここで、何年、何十年、何百年も
守ってきたの数十年に1度ぐらいに森に足を踏み込んだNPCや動物、モンスターを歓迎したわ。
でも、生き物の寿命ってのは短いのね。すぐ居なくなってしまう………それが長い間続いたわ、
でもキルに会ってから変わった、随分昔になるわね最初に会った時のこと覚えてる?』
キル『忘れもしないさ、自分とエーテが初めて会ったのは、自分がやっと一通り狩りやクエストをこなせるようになったころだ…』
〜キルとエーテの出会い〜
依頼主『キルさんいつもお世話になっております今日の依頼はこの森の調査をお願いしたいのです
この森、「幻の樹海」と言われるとこなんが探索の依頼したのですが、誰も怖がって行かないんですお願いできますか?』
キル『いいですよ、報酬もいいしなかにはダンジョンもあるんですね』
依頼主『はい、ではよろしくお願いします』
キル『では、行ってきます』
依頼主『あっ!そうだ言い忘れてましたが、この場所別名「死の森」って………あれ?もう居ない』
樹海の中に入って神秘的な場所だなっと思った
木は1本1本が列を帯びて育っているようだった、
上を見上げると草木が邪魔をして空が見えないが
あたりを見渡すと、日の光が出ているところが、
何ヶ所か確認できた。少し歩いていると、川が流れていた。この水綺麗すぎる、少し飲んでみようとするが、何度すくっても飲めなかった。
???『ここの水は飲めないわ』
キル『君は、ここの主なのかな?』
???『私がここの主?そう見えるのなら、そうなのかもしれないわね』
キル『そうか、違うみたいだな。主はこの先か』
???『ちょっと、待ちなさいよ!名前くらい、
聞いてもいいんじゃあないの?』
キル『済まない、今忙しいんだ。また後にしておいてくれないかな?』
???『はぁ?意味わかんない!あなたをここから出れないようにしてあげる"タイムエンド"』
この魔法は、禁断魔法の1つである。人1人の人生時間を終わらせる魔法である。膨大な魔力量と間違えると自分に影響するため禁止されているのだ
キル『ん?何か魔法かけた?』
???『え?効かないの?なんで?』
キル『自分には魔法が効かない体質があるみたいなんだ。それが影響したのかな、自分の名前はキルって言うんだけど、君の名前は?』
エーテ『えっ?、、、エーテ、いきなり何なのよびっくりしたじゃあないの』
キル『名前聞きたそうだったから、よろしくね』
エーテ『まぁ、仲良くしてあげてもいいわ』
そして、ここで何週間ほど滞在した。エーテにお別れをしたあと、樹海を出ると少し周りの景色が変わっているのに気付いた。
依頼主の家に行くが留守だった為、少し待たせてもらった。一向に帰ってこない、通り行く人に話しを聞くと何でもここの人は数年前に亡くなっていた事がわかった。そしてあの樹海に入っていたのは数週間にも関わらず、外の世界は数年も時間が動いていたのだ。
〜現在 幻の樹海〜
キル『あの時のエーテは何か殺気が凄かった』
エーテ『えっ、、、えーそうかなぁ?』
レッド『今も少し怖いとこあるよね』
エーテ『何か言いましたか?』
レッド『何もないです(やっぱ怖い)』
キル『まぁ、今は他のギルドがここに来るかもしれない、気を引きしめてここを守り抜こう』
レッド『ここにいないとダメだよね?』
エーテ『居たくないっと?』
レッド『ギルドとこの樹海守るぞー!!』

〜輝く頂 インフィニティ〜
???『この、「死の森」が怪しい。この森、別名「幻の樹海」とも呼ばれている。行ってみてもいいかもしれない』
ユウト『よし、そこには俺とスズ、新たに入った貴様も連れて行こう』
???『はい。ギルド長』

〜?????〜
No.5『神樹ですか………。意外と近場なんですね、No.6紅茶でもいかがですか??…………。今、留守でしたね。さて、今後どうなるか楽しみですね』



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