見出し画像

【自作連載二次元小説】第1話合併!?

あれから………10年…………
元田『友達作りで始めたのはいいけど、全然友達作れないじゃん!!自由どころか、ずっとモンスター狩りやボス討伐ばかりやってたよ!リアルなんか、いい思い出もなく卒業して普通にサラリーマンとして働いてはいるけど別に変わった事1度もなかった!』
母『コンコン!ちょっと、春木こんな夜中に大声で叫んで大丈夫?』
元田『ゴホン、大丈夫だよ。独り言だから、ははははは、はぁ、、、』
母『もう寝なさいね』
あれから、何事も起きることもなく時間だけがただただ過ぎていったのだ。元田は、10年間毎日ゲームをしていたその間にギルドを数年前に作っていた『のんびり自由気ままに過ごそう』名付けのセンスはまあまあとして、このギルドは他のプレイヤーが入る事はこの数年間1度もなかった。なにせ、このゲーム10年間で利用全プレイ人数6〜7人と極小人数でプレイされており各々のプレイスタイルでプレイされていたためワールド内で会うことすらなかった。今思えば、この『果てなき冒険』を買わず『インフィニティゲーム』を買っていたら友達1人くらいできたのではないのか?っとふと思うことがある。現在『インフィニティゲーム』はアップロードを重ね『インフィニティオーバーワールド』として世界人口半分以上のユーザーを持ち、ゲーム内での買い物や旅行、仕事やギャンブル等と幅広く遊ぶことが出来るようになっていった、毎日のように動画配信、ニュースや新聞などで取り扱っている。
ある日、ログインすると画面が真っ暗になり一言書いてあった。
キル『ログインしますか?しませんか?なんだこれ、こんな仕様あったかな?まぁ、します。カチ』
ログイン後目を疑った、町はPCで溢れていた。普段ログインするとNPCが話し掛けるのを待っている状態で、話し掛けると
NPC男『今日もいい天気だね』
NPC女『いいお天気、洗濯物早く乾くわ』
NPC子供『わーい、わーい』
などの、言葉が返ってくるのだか
今、目の前にいるのはPCだ、ちゃんと動いて、狩りや農業したりPC同士で話し合っている、、、。感動のあまりリアルで泣いてしまった、、。
泣いている中、一部のPCがこんな話しをしていた
PC1『ここが、新たな冒険場所か』
PC2『あれが廃止になんかにならなかったらな』
PC1『確かに、あっちの方が性能は良かったな』
PC2『まぁ、しょうがないんじゃないか?』
その様な話しをしていたが、キルは泣くのを抑える為話しを聞いてはいなかった。
ログイン数を確認して、驚いた
一、十、百、千、万、、、、億??億!
なんでこんなに多くログインしているのか、分からなかった。遡ること1週間前のこと、会社にて
社員A『おい、聞いたか??あの件!』
社員B『あのゲーム廃止されるんだろ?』
社員A『なんでも、今あのゲームトラブルが続いているらしい、詳しい事はまた会見で話すそうだ』
社員B『俺も気になってる、結構課金したからな』
っと、社員が話していたが元田は仕事に没頭しており聞いてなかった。
その夜、インフィニティ運営、開発者より記者会見があった
運営a『本日持ちまして、このゲームを廃止します。この度は申し訳ありませんでした』
記者1『どうしてこのようなことになったのか詳細をお願いします』
運営b『今は言える事ができません』
運営c『その代わりといいますが、この「インフィニティゲームは」は他社である「果てなき冒険」と合併し続けていくことになってます』
記者2『「果てなき冒険」?どんなゲームなんですか?』
記者1『なぜ、合併されるんですか?』
開発者『ただいまをもって、会見を終了する』
電撃発言だった、この事は世界中に配信された。
そう、いつの間にか「インフィニティゲーム」と「果てなき冒険」は合併していたのだ。しかし、突然の合併に納得できてないユーザーは多かっただが、1週間程でその問題は解決されるのであった。1ヶ月も有給を取ってゲームをしていた元田は、合併したことに気付くのか!?、、、


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?