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【自作連載二次元小説】世界ユーザートップギルド長、ギルドメンバー一致で後任のちギルドから追い出されたので、誰も入れないギルドを作って、自由気ままなゲームライフを過ごす話 第3話 果てなき冒険者達

キル『まずは、一旦拠点に戻るか』
キルは世界のあちらこちらに拠点を持っている、10年間冒険して、1度訪れた町や港、山岳や秘境などに拠点を作ることによりその場に何度も訪れる事ができるのだ。しかし、合併に基づきどういう仕様になったのか、少し不安もありつつも転移を試みた。
キル『幻の樹海、転移、、、』「カクニンシマシタ」
幻の樹海とは、そこに踏み入れたプレイヤーなど森から出られるまで何日、何ヶ月、何年も彷徨う場所であり、なかには森の中で彷徨い続け生き絶える者もいるそうだ。まぁ、NPCが言っていた噂話だしここに訪れたプレイヤーはここ10年間自分1人だけなんだよな、ダンジョン攻略と次の町への通り抜けで通ったくらいで、大体2、3日で出られたしそれに、この森なぜかモンスターが1体も出る事がないっというか見た事が一度もないのだ、のんびり暮らすのにはもってこいの場所だ。
〜幻の樹海〜
転移後、、、
キル『凄い霧だなぁ、前はこんなに濃い霧が出る事なかったんだけどなぁ』
すると、どこからか声が聞こえてきた、、、
???『デテイケ、、、ココハ、、、ヒトノクル、、、トコ、、ジャナイ、、、デテケ』
キル『・・・・・どこだ!、どこから、、』
前方、後方、左右、上下から声が聞こえてくる
???『ナゼ、、、ナンノタメ、、、ナニシニ、、、ハヤク、、デテイケ、、、ナニシニ、、、デテケ』
キル『(聞いたことのある声どこで聞いたんだ)あれは確か、(NPC)樹海の門番エーテだ!』
エーテ『ちゃんと覚えていたようね、あと数年ぐらい、いじめてやろうと思っていたのに残念だわ』
キル『??NPCが、ちゃんと会話してる??』
インフィニティゲームと合併したお陰で、町の民や妖精、魔王、モンスターなど元々はNPCだったが、今ではAIが導入され思ったことや感じた事など、会話をする能力が与えられたのだ。
幻の樹海、番人であるエーテは
この森を守る者、森に入ってきたプレイヤーに対し幻覚、幻惑等の魔法を掛け森から出られないよう何日、何ヶ月、何年も森に居続けるようにする。森に居続けた、プレイヤーの生命は少しずつ削られ森の養分として吸い取られる。そのせいか、森の中で亡くなるケースもあると言う。これがNPCが噂で言っていたことだ。
キル『よく、自分のこと覚えていてくれたな』
エーテ『私の魔法が効かず、最深部の"アレ"にも興味がないと言って、拠点を作って帰ったのはあなたが初めてだったからね』
キル『魔法が効かないのは、今でもわからないけど、"アレ"に関しては本当に興味がなかったな』
エーテ『合併してから、この森を訪れるプレイヤーが多くてね。今のところは最深部まで行き着いたプレイヤーは誰1人もいないんだけどね。それで何で、あんたはこの森に来たの?』
エーテにギルドでのこと、
今後の事を全て話した。
エーテ『あなた、あのギルド追い出されたの?ずっと1人で頑張っていたじゃあない、ユウト?ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ、、、』
キル『許してあげなよ、まぁ自分にも責任があるからね』
エーテ『えっ!、、そッ、それならいいわ、新しいギルド作るんでしょ!条件とかギルド名とか決まってるの?』
キル『えーと、条件はレベル999以上にして、自由制ではなく1度面接後追加するかしないか判断する。ギルド名は、「果てなき冒険者達」だ』
エーテ『誰も絶対入らないわね、、、「果てなき冒険者達」ギルド名もなかなかいいセンスしてるじゃあない』
こうして、エーテと今後についてやギルドについて話し合う事にしたのだ。
エーテ『あぁ、言っておくけどここを拠点にはしないほうがいいわよ。わかってると思うけど、ここ、呪いでプレイヤーの命を少しずつ削っていくから長い間居ると段々と死に近づくと思ってて』
キル『・・・・・わっ、分かってるよ、今のところは仮拠点とし、新しい拠点場所は考えておくよ』
新たな仲間?と、新たなギルドを作ったキル
これで、ゆっくりのんびりゲームライフを過ごせるか!?、、、、

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