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白毛馬への騎乗回数を調べてみた(JRA騎手編1)

白毛のサラブレッドが日本で初めて誕生したのは、1979年。
現在までに、日本で誕生した白毛サラブレッドは46頭だそう。
それに加え、外国で生まれ日本で競走馬となった白毛が3頭。
白毛馬が競馬場で活躍する姿を目にする機会も増えました。
そんな白毛たちの姿を見るうちに、頭に浮かんだ一つの疑問。

今までで、白毛馬に騎乗した回数が一番多い騎手って、誰なんだろう?

うーん、気になる。気になるぞ。
ちょっくら調べてみるかー。

というわけで。
調べてみました。

今回は「JRA所属騎手のみ」と致しました。
地方競馬の騎手と、短期免許で来日した外国人騎手は省いています。

現在までに白毛馬に騎乗したことのあるJRA騎手は、合計「61名」でした。

※地方→JRAに移籍した騎手で、移籍前に白毛に騎乗したことがある場合は、その回数もカウントしています。
※競争除外、出走取り消しの場合はカウントしていません。
※回数は2023年1月8日現在のものです。

もしかしたらカウント漏れがあるかもしれませんが、ご容赦ください…


長くなるので、3回に分けます。
今回は騎乗回数1~3回の騎手を紹介。

パート2(騎乗回数4~9回)
パート3(騎乗回数10回以上)


騎乗回数1回

まずは騎乗回数1回のみの騎手です。
23名いらっしゃいました。

とりあえず名前を羅列していきます。
()の中は、騎乗した白毛馬の名前です。


・飯田明弘騎手(カミノホワイト)
・蛯名利弘騎手(ミサワパール)
・武幸四郎騎手(シラユキヒメ)
・横山賀一騎手(シラユキヒメ)
・後藤浩輝騎手(ホワイトベッセル)
・古川吉洋騎手(ホワイトベッセル)
・安藤勝己騎手(ユキチャン)
・四位洋文騎手(ユキチャン)
・西原玲奈騎手(マダムブランシェ)
・太宰啓介騎手(マシュマロ)
・柴山雄一騎手(マーブルケーキ)
・菊沢一樹騎手(マーブルケーキ)
・森裕太朗騎手(マーブルケーキ)
・吉田豊騎手(ユキンコ)
・長岡禎仁騎手(ユキンコ)
・鮫島克駿騎手(シロインジャー)
・荻野極騎手(シロニイ)
・団野大成騎手(ハウナニ)
・斎藤新騎手(ハヤヤッコ)
・大野拓弥騎手(ハヤヤッコ)
・岩田望来騎手(マイヨブラン)
・藤懸貴志騎手(ウアラネージュ)
・菱田裕二騎手(ホワイトドラゴン)

若手騎手が結構多いですね。今後、更に白毛馬への騎乗回数を増やす騎手もいそうです。

JRAの女性騎手で白毛馬に初騎乗したのは、西原玲奈騎手のようです(08年8月23日マダムブランシェに騎乗)


騎乗回数2回

騎乗回数2回の騎手は9名。
()内は騎乗した馬の名前に加え、騎乗回数も記入しています。


・青木芳之騎手(シラユキヒメ2回)
・鹿戸雄一騎手(シラユキヒメ2回)
・藤田伸二騎手(ホワイトベッセル1回、ユキチャン1回)
・M.デムーロ騎手(マーブルケーキ2回)
・坂井瑠星騎手(ハヤヤッコ1回、ブッチーニ1回)
・北村友一騎手(ダノンハーロック2回)
・的場勇人騎手(デルマイダテン2回)
・今村聖奈騎手(アオラキ2回)
・松山弘平騎手(サトノジャスミン1回、ホワイトドラゴン1回)


昨年大ブレークした新人女性騎手・今村聖奈騎手と、ゴールドシップ産駒の白毛・アオラキとのコンビは話題になりましたね。

松山弘平騎手が意外と少ないです。
ソダシの妹・ママコチャ(鹿毛)に騎乗していらっしゃるので、白毛にも乗っている印象があったのかもしれません。
今後、シラユキヒメ一族の白毛に騎乗する可能性もありそうですね。

坂井瑠星騎手も今後騎乗が増えそうな一人。ただ、白毛と坂井騎手の組み合わせは、なかなか眩しそう……直視したら危険かも……


騎乗回数3回

騎乗回数3回の騎手は6名でした。


・横山典弘騎手
(シラユキヒメ1回、マシュマロ1回、カスタディーヴァ1回)

・田中勝春騎手
(シロクン3回)

・福永祐一騎手
(ホワイトベッセル1回、マシュマロ1回、ホワイトドラゴン1回)

・上村洋行騎手
(マダムブランシェ3回)

・秋山真一郎騎手
(マーブルケーキ1回、シロニイ2回)

・丸山元気騎手
(ユキンコ1回、ハウナニ2回)


調教師試験に合格し、今年2月いっぱいで騎手を引退することが発表されている福永騎手は、3回と少なめ。
もっと多く乗っていらっしゃるかと思っていました。
白毛に騎乗するより、白毛にライバルとして立ちはだかるポジションでしょうか。

ここでいったん切ります。
パート2へ続く!


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