【チームの発達段階】

どのようなチームや組織にも、下の図のような発達段階があります。多くのチームは「ノーミング(標準期)」で終わってしまいますが、組織効率が最大化する「トランスフォーミング(達成期)」の状態をいかにつくりだせるかがポイントです。

①フォーミングフォーミング
チーム形成の始まりの段階で、周囲の様子を伺いながら、自分の位置存在を確認する時期です。意識やエネルギーは自分の成果に向かうためチームワークはあまりよくありません。

②フォーミングストーミング
徐々にチームに対して意識が向く段階で、互いに気を遣うものの、成果は出ていない時期です。意識・エネルギーはチーム(他者)の成果に向かい、チームワークにも改善が見られるようになります。

③フォーミングノーミング
課題を解決する中で、成果に向かってベクトルをあわせることができるようになるが、成果に対する意識はバラバラな時期です。ある程度の成果は出ますが、達成感はあまりありません。

④トランスフォーミング
ゴールを皆で共有し、自分の働きを明確にして、信頼の中で成果に向かう状態です。チームとして最大の成果を創造しようとしている時期で、意識・エネルギーは全て成果に向けられています。

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