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おたから。

要らないもの、

というけれど

そのものは

だれかの贈り物かもしれない。

くだらないこと、

というけれど

そのことは

だれかの誇らしい仕事かもしれない。

知らないひと、

というけれど

そのひとも

だれかの愛する人かもしれない。

嫌いなコトバ、

というけれど、

そのコトバは

一生物の宝物になるかもしれない。

きがついたら、ものかきのはしくれ歴17年。 詩みたいなエッセイみたいな思いつきみたいな短文を、小さなしあわせを数えながら綴っております。それ以外にも、絵本作品を書いています。