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トークイベント終了☆→本が出るまでの話など

告知していたトークイベントが昨日無事に終了いたしました!

初の書店様でのトークイベント、おまけに満席ありがとうございます!という感じで緊張していましたが、アットホームな雰囲気で無事終了しました。
梨屋先生がリードしてくださって質問に答える形で色んな話をしました。少しは面白い話ができていればよいのですが。
トークのあとに本を手に取ってくださり、サインをもらってくださったお客様もたくさんいらっしゃって本当に嬉しかったです。少しでも名前を知っていただければこれ幸いでございますm(_ _)m

今回のイベントタイトルは「YA小説を書いて作家になる」だったのですが、イベントで話した私が出版に至った経緯などの来歴をここにも書いてみようかと思います。

●小学生時代:漫画家を目指して漫画を書き始める。→人間が描けなくて安直に小説に転向することを決める。
●中学生時代:小説を書き始める。ちなみにこの頃たくさん読んでいたのは赤川次郎・新井素子作品。
●高校~大学時代:部活・サークルに勤しんでいたのであまり書いてない。
●社会人時代:会社員になる。25歳のときに三十路を意識し、「人生このままでいいのか」と思い始め真面目に公募を始める。あと小説の通信添削を3年間受ける。
→そこから数年公募に公募を重ね、108回目の公募を終えた頃に電撃小説大賞の拾い上げ連絡&集英社みらい文庫大賞の優秀賞受賞。
●拾い上げ・受賞後、2社ともに新作小説を書き下ろすことになり、連絡から1年半ほど経ってようやくデビュー作「スピンガール!」出版、さらに7ヶ月後に「この声とどけ!」出版。今に至る。

散々公募しまくって2社からチャンスをもらうも、応募作はどちらも本にならず新作を書き下ろしたという。応募作や受賞作がすぐに本になるとは限らないケースもあるのです、それがWになることも!(あの頃ホントがんばった)

ちなみに公募時代はYA小説っぽい中高生の話(たまに大学生)をひたすら応募していました。108回応募はしたけど、実質書いた作品数は60作前後でしょうか。

あとイベントではどんな風に取材をするのかという質問をいただいたのですが、
★興味を持った題材があったらとりあえずググる
 →ネタにできそうだったら軽くストーリーを組み立ててみる
 →必要な文献・類書を探す、必要なら現地に赴く(人に会う)
みたいな感じでしょうか。
取材って時間と労力(とお金)がかかるので、自分が興味を持って楽しみながら調べるモチベーションを保てる題材を設定するのが大事かなとも思いました。興味ないことを調べるのってしんどいし。

これまで自分の創作スタイルや自作のことをこんなに話したことがなかったので、とっても新鮮だったし嬉しかったです。こういう場を与えてくださった梨屋先生、会場の丸善様・書店員様、ご一緒してくださったこまつ先生、本当にありがとうございました!
とってもエネルギーをいただけたので、これからも書いていこうと改めて思えました。色々書きたいです。あとやっぱりYA書きたいなってすごく思いました。がんばって生きていこうと思います。

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