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【番外編】博総日記 最近のマイブームについて

日が落ちるのがさらに早くなってきたこの頃。最近は、自分が博多総合車両所に行くのはどうしても真っ暗になってからになってしまいます。
今回は完全に番外編として、真っ暗だからこそ見つけた最近のマイブームを紹介していきます。

そのマイブームとは?

暗いから見つけたマイブーム。
それはズバリ…

長時間露光撮影

です!

何のこっちゃ?という方に説明しましょう。
カメラには「シャッタースピード」という概念があります。そのシャッタースピードが長いほど、光をたくさん取り込めて明るい写真になるのです。
長時間露光撮影とはそのシャッタースピードを意図的に長くする撮影法。夜景だったり光が尾を引く写真だったりを撮るときに使われたりします。今回は後者を狙って撮影しています。
写真にはもっといろいろ要素はありますが、今回はシャッタースピードだけが大事なので、説明はこのくらいで。

文字だけでは分かりにくいところもあるので、実際どんな写真になったのかお見せします!

11月16日撮影
シャッタースピード(以下SS)20秒

なんだこれ?と思われた方もいるでしょう。解説すると、真ん中を横切る白と青の線がN700系(の残像)なんです。

個人的には悪くはないけど不完全と思っているこの写真。その理由は、これだけではただ「動」だけを写した写真だと思っているからです。
では、足りない要素はというと、「動」と対をなす「静」です。では、その「静」の要素を自分の満足いくように入れた写真はどうなのかというと…

11月13日撮影
SS15秒

こんなのになります。0系と100系の「静」の要素が入りました。この大きな「静」の要素も目に入るようになり、単調ではない写真になっています。
さらに、シャッターを切り始めるタイミングを少し工夫することで…

11月13日撮影
SS15秒

このように車体部分がだんだん消えていくような写真も撮れます!原理としては、最後部が左へ通り過ぎるタイミングがゆえ、場所によって車両が写る時間が変わってくるので、それが短い右から長い左へ残像が濃くなっているということです。

また、尾灯の赤い線がくっきり残っているのも好きなポイントです。尾灯のは自らが発光しているので、光がカメラまで強く届き、残像が残りやすいから明るく残るんです。この原理を活用したらさらにおもしろい写真が撮れそうですよね。

最後に

ここまで、最近のマイブームである長時間露光撮影について語ってきましたが、いかがでしたか。自分もつい先日始めたばかりで、まだ極められるポイントはたくさんあると思っているので、日の短い冬の間に経験を積んで、さらに満足いく写真を撮れるようになりたいです。

実は、今回紹介した写真は全てスマホで撮っています。マニュアル撮影モードでシャッタースピードを決め、ISO感度も最低値(自分の場合50)に設定して撮りました。もし興味を持たれた方がいましたら、手軽に撮れるのでぜひ参考にして撮ってみてください。その際、手ブレ対策をお忘れなく(三脚を使う、フェンスにスマホを押し付けるetc…)。

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