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長崎遠征記 上 ~臨時かもめに乗って~

2022年3月20日、僕は大村車両基地見学のために長崎に行きました。その記録を上·中·下の3回に分けて書いていきます。
今回は上として、長崎の大村まで向かうところまでを書いていきます。

旅程

まずは大村に向かう旅程です。

  1. 2804A 博多南7時56分発 博多行き

  2. 9061M 博多8時18分発 特急かもめ61号長崎行き(諫早にて下車)

  3. 4228D 長崎10時01分発 区間快速シーサイドライナー佐世保行き(諫早-大村間乗車)

です。この3本を乗り継ぎ、博多南から大村まで向かいました。

いざ、出発

博多南-博多

旅のスタートはおなじみ博多南駅。ここから博多に向かいます。

700系レールスターE2編成

最初の乗車電2804AはE2編成です。このとき、正直「あ、マジかよ」と思いました。ダイヤ改正前のこの列車は500系での運転だったのに、ダイヤ改正によってレールスターになっていたことを知らずに来たからです。500系じゃなかったので少し残念。

カード型時刻表ではどれが500系か分かったんだが···

500系がどの運用につくかは、博多南で配布されていたカード型時刻表で把握していました。でも、配布が終了していたので、正直分かりにくくなりました。
春休みにでもまた朝の運用確認に行きましょうかね。

ダイヤ改正前の博多南駅ウォッチングはこちら↓

博総を眺めながら出発

定刻通り、博多南を出発しました。それなりに車両がいたので、見応えがありました。

写真はありませんが、進行方向右側(東側)に、新しくできているららぽーとが見えました。ガンダムは見えませんでしたが、大きい建物なのでかなり目立ってました。

博多には8時04分に到着しました。

山陽直通つばめだ!

向かいのホームに山陽直通つばめ、つばめ302号小倉行きが止まってました。こんなところで会えるなんて思っていなかったので、とても嬉しかったです。

博多-諫早

この日はJRさんも客が多いことを想定したのか、臨時かもめを4往復8本設定してくれていました。僕はその中の下り第1便、かもめ61号に乗車しました。
停車駅は二日市、鳥栖、新鳥栖、佐賀、肥前山口、肥前鹿島、諫早、浦上、長崎です。

6両の787系BM13編成

博多駅の7番のりばに、今回乗る787系BM13編成が到着します。到着時には回送幕でした。と、いうことは幕回しが楽しめるということです!

見てておもしろいなと思ったのをいくつか抜粋します。

有明 小倉行き
有明 博多行き
有明 熊本行き
有明 久留米行き
にちりん 博多行き
にちりんシーガイアじゃない!
かもめ 諫早行き

最初のほうを撮りそびれたのと南九州の特急はよく分からなかったので、本当ならもっとおもしろい幕があったのかもしれません。

そして博多を8時18分に出発。約2時間の旅の始まりです。何気に僕、かもめに乗るの初めてだったんですよね。なので乗車中も楽しかったです。

博多から出るときはポイントが多いものの、かなり速度を上げてました。でもあまり揺れなかったと思います。

ダイヤを無理やりつつき込んだのか前が詰まったのか分かりませんが、二日市と鳥栖の手前でかなり速度を落としていました。

事業用コンテナ積載コキ群。
EF510-301関係?

田代駅の横、鳥栖貨物ターミナルには、ZDなどのコンテナを満載したコキが留置されていました。
Zから始まるコンテナは、廃コンテナを再度事業用として使っているものです。たぶん砂を詰め込んでいます。こうして、機関車のけん引試験などに使うようです。
機関車けん引試験に使うんだったら、おそらく新しい銀釜、EF510-301関連と思います。今どこで何をしているのでしょうか。

鳥栖駅
上から新鳥栖駅
車内灯の反射が···
唐津線のキハと先行の佐賀止まりかもめ101号

佐賀駅には先行のかもめ101号の787系と、唐津線のキハ47がいました。かもめ101号は唯一の門司港発のかもめなので、いつか乗ってみたいです。

肥前山口駅
情報量が多くて、文字が一部小さい

最長片道きっぷの終点として有名な肥前山口駅です。ここでは長崎本線と佐世保線が分岐します。
今年の秋で江北駅に改称されるようですね。なんだか慣れるまで時間がかかりそうな気がします。

次の肥前鹿島と諫早の間は約1時間かかります。なので、このかもめの旅の半分ぐらいは肥前鹿島と諫早の間ということになりますね。
肥前鹿島と諫早の間は、有明海のすぐそばを通るスポットがいくつかあります。

こんな感じで、水平線まで見えるきれいな風景がたくさん見れました。こんなきれいなところをかもめが通るのも、今年の秋までです。なんだか寂しく感じます。

乗ってきたBM13編成を見送る

そして10時22分、諫早駅に到着しました。長いようで短かったかもめの旅も終わりです。大村まではもう少しです。

諫早駅の駅舎
西九州新幹線の開通を前にきれいになっていた
あと半年で新幹線駅としての役割も始まる

次の列車までの間にさっと駅探検。写真を撮りそびれましたが、1階には段ボール蒸気機関車が展示されていて、同時にイベントもやっていました。ですが、時間が無くて具体的に何をやっていたかは分かりませんでした。

諫早での滞在時間はあっという間。最後の列車に乗ります。

諫早-大村

YC1に初乗車

諫早からの最後の列車は、区間快速シーサイドライナーです。YC1には初めて乗車します。
YC1とはこの時に偶然会って以来約3ヶ月ぶりですね。

俗にいう変態連結

基本2両のYC1ですが、3両編成だったのでどうなってるのかなと思い見てみると、2両に無理やり1両つなげたいわゆる変態連結でした。

感想としては、とにかくきれいで静かでした。それと、ドアチャイムが九州のポーンではなくて、首都圏のテンテーン テンテーン テンテーンだったのには驚きました。

無事、目的地大村に到着!!

快速運転で諫早からたった1駅、大村に到着しました。車両基地見学の人の波に飲まれながらどうにか駅名標を撮影。
初の県外への一人旅だったので、安心感と達成感がすごかったです。

まとめ

今回、臨時かもめやシーサイドライナーに乗り大村に到着しました。次回「中」では、いよいよ車両基地の様子をまとめていきます。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!次回「中」でお会いしましょう!

※6月4日追加

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