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【2023年11月1日·2日】博総日記 先生の来訪

早いもので、今年ももう11月に入りました。日没も早くなりましたが、それでも新幹線は動き続けます。
ということで、今回はタイトルにある2日間の、日没後の博多総合車両所で見た風景について書いていきます。

1日に見たもの

この日も、いつもの場所から新幹線の入換を見ていました。その流れで留置線を見ると、ふだん見ないような車両がいました。
700系にひとつ窓を増やしたような顔に、何より目立つ黄色の車体。そう、その正体は…

あのドクターイエローだったんです!

「ドクターイエローなんて狙えば見れるじゃん」と思う方もいると思いますが、これを撮影したのは午後6時台。のぞみ検測でも博総到着は午後7時台なので、撮影した時間帯は、ふつうドクターイエローはここにいない時間帯なんですよね。なのでこんなに個人的に盛り上がっているわけです。

近くに他の車両がいなかったので、サイドビューも撮影。編成番号を確認すると、T5という文字が見えました。つまり、これはJR西日本所有の車両ですね。この後調べたところ、西日本所有という理由からここに重要部検査をしに来ていたみたいです。

さすがに1日分が画像2枚で終わるのは少ないと感じたので、この日撮った動画から、夕焼けを横目に入換をするN700を載せておきます。敷地が南北方向に長いからこそ撮れる風景です。
ちなみに朝は、自分のnoteのマイページのヘッダーのように、博多南駅から朝日をバックに車両が見えたりするんですよね。気になる方はよかったら覗いてみてください。

2日に見たもの

この日も1日同様、ドクターイエローがよく見えました。しかし、すごい共演をしていたんですよね。それが…

ハローキティ新幹線との共演です!

特に子どもたちからの人気が高い2車両が、間に他の車両を挟まずに並んでいました。ちょうど新幹線の見える丘も開放されているわけですし、そこから見えていたのであれば子どもたちは大興奮だったことでしょう。

その2車両のみが残るようにトリミングすることも考えましたが、架線柱の都合やN700の尾灯がいい味を出しているように思ったことから、オリジナルのままにしました。


余談なんですが、このとき自分のスマホ史上初の長時間露光をしてみました。ちなみに上の写真はSSが7秒でf値1.9、ISO感度50での撮影です。なのでこんなに明るくてそこまでガビガビになっていない16:9の写真になっているわけなんですよね。
以上余談でした。


終わりに

まさかのタイミングで博多総合車両所に現れたドクターイエロー。今回は検査でやってきたわけですが、そのついでのような形でおもしろい光景も見せてくれて、自分の意思で動いているわけではないものの、彼はやはりエンターテイナーだなと思いました。

最近増備されているN700Sには、営業運転をしながら検測をできる装置が搭載されています。また、ドクターイエローは700系をベースに作られているのでN700系列に比べて最高時速が遅く、東海道新幹線のダイヤへの影響が大きいともいわれています。そのため、特に東海道新幹線ではドクターイエローがあとどのくらい走ってくれるのか分かりません。なので、いつ引退のニュースが飛び込んできても後悔がないように、記録できるときには記録をしていこうと思います。


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