人見知りじゃない。

さて、私はコミュ症です。

といっても、少ないながらも心を許せる友人もいる。

何度も転職を繰り返してはいるけれど、

一応、社会人として何年も会社勤めもしてきている。

(大体人間関係が嫌になって辞めるんですが)


それでも、大人として何か大切な

人を思いやる気持ちとか、上手な会話の方法を

数年社会人をやった今なお、解らない。


学生の頃から私は自分がコミュ症だと自覚していた。

クラスメイトの女子男子と当たり障りのない会話や

上手にみんなで盛り上がれたりしなかった。


どこか冷めたふりをしていて

一生懸命やって失敗することが嫌で恥ずかしいことだとすら思っていた。

それは今でも同じで、仕事で失敗することが怖い。

みんなに自分の意見が違うって言われるのが怖い。

人の様子を伺いながらどこまでが許されるのかとか

空気を外しすぎないようにとか考えていた。


そんなことを考えたところで、元来のコミュ症から

大体空気は読めていなかった。

会話を止めるタイプだった。


そんなこんなで初対面の人とは上手に喋れない。

初対面じゃなくても上手に喋れる人は少ない。

私自分のことを人見知りだとも思っていた。


数年前、仕事でカフェのオーナーさんと話す機会があった。

その方は、40過ぎの女性でニコニコと穏やかで

おしゃべり上手な方だった。


ほぼ初対面の彼女と何故か話は盛り上がり、

2時間くらい平気で話していた。

その中で、私が人見知りだという話を彼女にしたところ、

彼女から目から鱗、というか

いっそ魚群が出てくるくらいのことを言われた。


彼女曰く、私は人見知りではないのだそうだ。


私はそんな雰囲気がないという。


本当に人見知りの人は目を合わせないし、

話しかけるなというオーラを出してるし、

こんなに初対面で長い話なんかできないという。


確かに。確かにそうである。


彼女曰く、私は割と喋っていいですよ、Welcome!

みたいな空気を出しているらしい。

なんだか嬉しかった。


彼女は続けた。


「あなたは、人見知りじゃなくて

 人を選んでるだけよ」


はーーーーーー!!!

なるほどね!確かに確かに!

すごい合点がいった。

手元にガッテンボタンがあれば私は何度でも連打したかった。


私は、自分と上手に話してくれそうな人とは

バカバカしい話をいくらでもできる(気がする)。

その分、少し怖い感じとか雰囲気が自分の中にない人とは

壁を作って踏み込もうとしない。


人を選んでいるという言葉はスゴくしっくりした。


未だに私は人と上手に話せないことの方が多いが、

この言葉を言われてから、少し気分が楽になっている気がする。

うまくいかないときは、

「あ、人選びしてしまったな」と

ちょっぴり反省するようになった。


今後も私のコミュ症は治ることはないでしょう。

相手のコミュ力に頼ることになるでしょう。

でも、いつか、選ばず誰とでもコミュニケーションをとれるようになりたい。


無理はしないけど。

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春見チカコ

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