鉄道オタクに育てられて

私のことではない。友人の息子さんの事である。

友人は夫婦そろって電車とか車とかバイクとか、乗り物オタクだ。オタクか?とりあえず大好きだ。そして、そんな夫婦に育てられている息子くんもビックリするくらい電車とかに詳しい。電車とか路線の名前で言ってくる。

ずいぶん前だが、お家に行って電車の絵本みたいなのを開いて私と息子くんで見ていた。ページを開くたびに彼は「3,000系!環状線!名鉄!」と、住んでもいない街を走る電車を教えてくれた。なんて恐ろしいんだ、英才教育。私は、その夫婦の教育に震えていた。

こんな幼い子供に、車両の違いから難しい名前から教え込むなんて…。街を歩けばこの線路のむこうからしまかぜが来るとか、ここをDr.イエローが通るとか、なんでそんな事知ってるんだと震えが止まらなくなる。
そんな幼い才能に恐れを覚えるとともに、自分の好きな事に一生懸命になったり突詰めて勉強したりする様はなんて美しいんだろうと思い直す。私も頑張って勉強したり集中して本を読んでいたなぁ、過去の自分を思い出しあまりに遠い記憶にくらくらする。と同時に、最近の己の怠けっぷりに辟易する。やらなきゃな、って思うけどやらなきゃって思った時点で義務でもないのに自分で義務にして嫌になっているのだ。もっと気楽に楽しめばいいのに、いつからこんなに面倒だと感じるようになったんだろう。

もう気温も上がってきて新しい季節が始まる。私もなりたいと思っていたことをしっかりと見直して今週中に何か計画を立てたいな。

…や、来週くらいには…3月中でいいか。

そういえば、鉄道大好きな息子くんが唯一間違えた京阪の電車を、漢字が読めるからと言って、さも知っていたように「ちがいまーす、それは宇治線でーす」と言ったことは今でも反省しているよ。

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春見チカコ

なんでもない話。

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