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2023 イタリア旅行記 #5 ベルガモ→ボローニャ

フレッチャロッサのエグゼクティブで移動

5月22日(月)ベルガモ→ボローニャ

今日は移動日なので、ホテルで軽く朝食を済ませてチェックアウト。スーツケースを転がしてベルガモ駅へ向かいます。

※駅からは通勤や通学の若い人が結構降りてくる

イタリアでは、乗る列車が何番線に入ってくるか直前までわからないので、電光掲示板でしっかり確認。

※雲間から朝日


フレッチャロッサのエグゼクティブで移動です😁

※かっこいい😍


※エグゼクティブは1人がけシート✨ゴージャス


※足がつきません(笑)


朝食付き☺️

※メニューから選べました
※エスプレッソとクロワッサン

本当はメニューにあったモルタデッラのパニーノをリクエストしたのですが品切れだとのこと。シンプルにクロワッサンにしました🥐
それにしてもイタリアの方は、朝クロワッサンを食べる率がメチャクチャ高いですね。


ボローニャ駅に到着。
外観はこじんまりした可愛らしい駅ですが、特急も止まるし中に入ると地下深くにホームがあったりする、地下が巨大な駅です。

※ボローニャ駅
※滞在した駅前のホテル


まだお昼前だったので、とりあえず荷物を預かってもらおうとホテルに行ったら、親切なことにもうお部屋に入れてもらえました。なかなか広くてゆっくりできる。バスタブも付いていました。

モデナ発祥のティジェッレを食す


この日のランチは駅中のDISPENSA EMILIAへ。


モデナ発祥のティジェッレ(薄いパンに生ハムやサラミなど挟んだもの)や、盛り盛りサラダも食べられます。

※もちろん、まずはランブルスコ🍷
※これがティジェッレ
※チキン盛り盛りサラダ


ここで野菜不足解消。サラダにもこの薄いパンが付いていて、野菜とチキンを挟んで食べると最高‼️もちろんランブルスコと共に🍷
会社のそばに欲しいお店です。


午後はボローニャ観光

マッジョーレ広場を囲むように大聖堂や宮殿、市庁舎が建っています。観光案内所もここにありました。

※マッジョーレ広場(観光案内所はこの中)
※市庁舎(アックルシオ宮)
※サン・ペトロオーニ大聖堂

この大聖堂はカトリック教会最大級の大きさで、ヴァチカンをも凌ぐとウワサされていましたが、そんなもの作ってはいか〜ん!とのお達しがあり、未完のままだとか。それで下は素晴らしい装飾なのに、上側が質素なままになっているのですね。
この日は時間が合わず、中を見ることはできませんでした。

※たくさんの人が教会の前で涼んでいます
※エステンセ美術館

ボローニャはポルティコと呼ばれる屋根付きの歩道が有名で、世界文化遺産になっているようですね。

※これのおかげで熱中症にならずにすみました
※天井が美しいものも

そのポルティコを通ったりしながら、足を伸ばしてアルキジンナジオ(旧ボローニャ大学)へ。

※旧ボローニャ大学 今は私立図書館の閲覧室だそう

世界初の人体解剖室があることで有名ですね。

※入り口


入り口が暗くて、何か貼り紙がありやってるかどうかもわからず。観光客もみな行ったり来たり、なんかわからないけど諦めて帰ったり。
でも思い切って入っていった家族連れが戻っては来ないので、入れるのかな〜?と行ってみたらばあっさりチケット売場がありました。わかりにくいなぁ。

壁や天井にあるのは教授や卒業生の家紋だとか。身分の高い人しか通えなかったんですかね。

※解剖台
※解剖室の装飾

解剖台の周りがぐるりとベンチのような椅子で囲まれていて、どの角度からもよく見えるようになっています。座ることもできましたが、乗ると床がギシギシ鳴って、ちょっと怖かったです。

※解剖室の天井
※人体模型なのか装飾なのか
※私のお約束 ふくらはぎ
※多分、図書室
※蔵書も貴重そう

と、ここで見学を終えて帰ろうと出口に向かうところでサングラス🕶️を失くしたことに気づきました。

「I lost my sunglasses」

と中学生みたいな英語で伝えたら、スタッフの方が戻っていいよと言ってくれて、なんと、解剖室のベンチの下に落ちてました。オーマイガー😱

このあとは素敵な市場を通ってボローニャの斜塔を目指します。

※手前にちっちゃなパスタの山
※ハム屋さん
※チーズ屋さん🧀
※八百屋さん
※フルーツも美味しそう
※わー、カルチョーフィ


美しい食材に目を奪われていると、ほどなく斜塔が見えてきました。


※近づくと斜め感が増す?

お天気が良く、この日は気温も27度くらい。
ずーっと日差しを浴びていて、体が疲れますね。ホテルでお夕飯までまったりしようと、戻る道すがら立ち寄ったのがこちら。


※鍵付きの小さな扉


※開けてみると


※ジャーン

La Piccola Venezia

私たちの前に一組ガイドさんに説明されてる観光客の方がいましたが、ほかは誰もいなくてすぐに扉を開けてみたり、写真を撮りまくったりできました。
「小さなヴェネツィア」というだけあって、運河だそうですが、時期によって水がある時とない時があるようです。

ボローニャといえばボロネーゼ🍝

ホテルで少しお昼寝して、お夕飯は気軽なトラットリア Caffe del Rossoで。もちろんランブルスコで乾杯🍷

ボローニャは美食の街。
確かにこれまでイタリアで食べたことのない料理がたくさんあります。これもそのひとつ。
クレッシェンティーナという揚げパン。生ハムやサラミを挟んでいただきました。モチモチうまうま😋


そしてボローニャといえばタリアテッレ・アル・ラグー(いわゆるボロネーゼソースのパスタ)ですが、タリアテッレは平打ち麺で厳密にはその幅も決められているそうですよ。確か7mmだったかな?
このラグーは少し軽めであっさりした味付けでした。

カラフルなショートパスタ グラミーニャの方が好みだったかな。サルシッチャ(ソーセージ)の塩気が良いバランス。パスタもモチモチで、グリーンのものはほうれん草で色付けしているようです。

私たちの接客をしてくれたのは、ネイマール似の明るいお兄さん。そういえばイタリアの店員さんたちは「美味しい?」とか「楽しんでる?」とか声をかけてくれますね。

もうお腹がいっぱいだったのですが、メインを少し食べてみたい、ということでボローニャ風カツレツをシェアします。
これは牛肉に生ハムを巻いて焼き、さらにパルミジャーノレッジャーノをかけてオーブンで焼いたものだそうで、たっぷりのチーズが溶けて、かなり濃厚です。

満腹でホテルに戻り、またまた爆睡です。

実はこの滞在しているホテルで「鍵問題」がありまして。ルームキーをかざしてもドアが開けられないのです。最初の2回くらいは、廊下でモタモタしていると清掃担当の方が「アユート?」手伝おうかと声をかけてくれて、開けてもらったりしていましたが、さすがに3度目は誰もいなくて。
フロントに助けを求めると、カッコいいセキュリティ担当の方を寄越してくれて、ルームキーをかざして颯爽とドアを開けてくれます。
いやいや、どうやってるの?とコツを教えてもらうと、かざしてカチャという音と同時にすぐ押す。夫が何度か練習して、なんとか開けられるようになりました。こんなドアは初めて。
ルームキーをかざす→カチャ音→音と同時にすぐドアを押す
こんな感じ。

とりあえず無事に部屋に入れて良かったです。



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