言葉メモ3 ~きっちり・かっちり
「きっちり」と「かっちり」。
一文字違いのこのよく似た二つをどう使い分けたらいいのか最近悩んだ、のでそんな話。
きっちり
例のごとく今回もgoo辞書にお世話になる。
意味を一部引用すると、"すきまやずれがないさま。ぴったり。"
かっちり
こちらも意味を一部引用すると、"物の組み合わせなどに少しの狂いもなく、きちんと合うさま。"
違いは?
正直なところ、違いがよくわからんです。そもそも、私は今まで「かっちり」はほとんど使ったことがありませんでした。馴染みがないです。ので、改めて二つを並べてみたら、混乱の極みに陥ったという。
でまぁ、色々考えてみたんですが、
「きっちり」は、「きちっとした」とか、それに近い感じかなぁと思いました。
あと、「かっちり」の方には、"堅く引き締まったさま。"という意味もあるようなので、「かちっとした」とかに近いイメージなのかなと、自分の中でそんな結論。
こういう言葉って感覚で使っていいような気もするんですけど、細かく考えていくと難しいなぁと思いました。
ところで、石清水くんってご存知?
NHKのEテレ(教育テレビ)で絶賛放送中の、「おじゃる丸」という10分間のアニメをご存知でしょうか。私の世代にはおなじみの「忍たま乱太郎」と同じ枠でやっています。私はどっちも好きで毎日録画して観てます。
で、その「おじゃる丸」に、石清水くんというキャラクターが出てきます。
この石清水くんは生真面目な性格で、曖昧なことや中途半端なことばかり言う月光町の方々に、「きっちりかっちり言いたまえ!」とか言うんですね。
「きっちり」と「かっちり」を両方使っちゃってる石清水くん、何気にすげぇ。
おしまい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?