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道草のススメ2019

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道草とは、ついついしてしまうもの、である。
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2019年5月の記事一覧

さまざまな書き方

「○○のことを書こう」として書くものがある。たとえば今週、「小野二郎のことを書こう」とし…

2019年の小野二郎(メモ③)

「2019年の小野二郎(メモ②)」のつづき。 今回の企画展の図録、冒頭の方に収録されている川…

2019年の小野二郎(メモ②)

「2019年の小野二郎(メモ①)」のつづき。 ぼくは1979年生まれなので、小野二郎さんはぼくが…

沈黙から生み出されることばを

昨日(「2019年の小野二郎(メモ①)」)のつづき。…といきたいところだけれど、それは明日に…

2019年の小野二郎(メモ①)

週末から夏みたいな天気が続いている。暑さにからだが慣れていなくて、とても疲れる。今日は湿…

タイサンボクの花

今年は、タイサンボクの花、咲かないねぇ、遅いね、と話していた。 今朝も2階の窓からタイサ…

異を唱える人

「それでは納得がいかない」と思うことがある。その時、その後でもいいが、その思いを、伝えるかどうか。 おそらく、その思いを伝えることで、起こることを思い浮かべるだろう。他人事のように言ったが、自分だってそうだ、とくに自分に起こる悪いことを想像してしまう。 では、言わないでおこう、と咬み殺すということもあるだろう。「こともある」どころか、そんなことばっかりだ、と言う人もいるかもしれない。 異を唱えずに、やり過ごせる人のことを、ぼくは、恵まれているんだな、と感じる。向こうから

"安心"のゆくえ

「やりたい仕事をする」という言い方が、たまに気になる。「たまに」というのは、いつも気にし…

"支援"をめぐって

知的障害のある人たちの外出・移動を“支援”する仕事を始めて、今年で7年がたつ。 それま…

達郎さんの3.11と"ひずみ"の音

じつは今週、ぼくは遅れて来た"5月の連休"で、4日間、空き時間ができた。そうなると、こどもと…

橘川幸夫さんのnoteから考える『アフリカ』の実験

今朝、起きて、いつものようにお湯を沸かして、白湯を飲みながら、道草の家・ことのは山房ウェ…

音の風景

「時間がかかる」ということ、「時間をかける」ということはどういうことだろう。 本をいかに…

未完成、ということの魅惑

昨日、「「時間がかかる」ということ」と題して書いたのだけれど、とにかくこの数日、寝不足な…

「時間がかかる」ということ

昨日の「学びの"深さ"はどこに」のつづき。 ようするにぼくがイメージする"深い学び"は、「時間がかかる」のである。時間がかからないものは、"深い"と言えないような気すらしている。 水に潜るのを想像すれば簡単で、深ければ深いほど、潜るのには時間がかかるわけで、金さえ払えばどんなに深くても一瞬で潜れるというわけにはゆかない。 どんなものにも過程があり、"学び"はその中にある。 というか、その過程こそ面白い。何のために生きてるとかではなく、生きていること自体が面白いというか