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やりたくないことを、どうするか。

帰省中、息子は年に1度会う従兄弟と2人でたくさん遊んだ。ずーっと遊んでいた。公園に行くと、もちろん走り回ったり遊具で遊んだりする。

息子は1年前くらいに、家の階段を転げて落ちて、怖い思いをして以来、しばらくは高いところに上りたがらなくなった。無理にのぼらせるのは止めておこうということになった。いつか、のぼりたくなったら、のぼるだろう、と。

いつからか、階段をのぼってゆくことはするようになったが、ハシゴのようなものだったり、縄が張ってあるような遊具とか、少しでも怖いと思うものはずっと避けていた。滑り台は好きだが、滑り台によってはそれも怖い。

3歳くらいの子が普通にのぼったり滑ったりしているところを、5歳の息子はできない(というかしたがらない)。

親はどう思うか。ぼくは、「やってみればいいのにぃ?」と話こそすれ、そんなに焦ってはいない。

無理強いするのは何事においてもよくないとぼくは思っている。

やりたくないことは、しなくていいと思う。そして、やりたくなったら、やればいい。

これは大人にも言えるのではないか、と思う。

ただし、いま、やりたくないと思っても、前にやると決めたことで、止めると決めていないものにかんしては、多少やる気にならずとも、やらなければならないということはある。

本人が決めて、取り組むということをしてほしい。

強制されて無理やりやるのではなく、自然とからだが動き、心が動く、ということも経験してほしい。

今回、息子はじわ、じわ、じわと成長を見せてくれた。パパは目を細くして彼を追っていたよ。

(つづく)

「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダー"、1日めくって、3月27日。今日は、"普段見慣れた風景"の話。

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