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複数のスタイルで

オトナのための文章教室」で、ぼくは「案内人」ということになっていて、いわば「先生」のような人だが、自分でも書いたもの(多くの場合、書きたてホヤホヤのもの)を持ってゆくことにしている。

始めた頃、参加者がいなかった場合でも、自分だけでも書いていたら、何か起こるかも──ということを考えたのだったか、どうだったか。

三鷹での「オトナのための文章教室」は、また明日(18日・金)の夜だ。

しかし前夜遅くになって(先ほど仕事から帰宅した)ぼくはそれ用の文章をまだ一行も書いていない。

明日は、何となくだけど、「文体」の話をぼくはするんじゃないか?(あるいは「翻訳」の話になるか… そのふたつはいま、ぼくの中でつながっているので、どちらかの話をしたらどちらかにゆくかもしれない)という気がしているのだが、実際にどうするかはその場で考える。

用意されたものから逸れる話をされると、反応すらできない、といった仕事ぶりを見せられることが時折あるのだが、ぼくはウンザリしている(その人たちに面と向かっては何も言わない。話してる相手から何も受け取ろうとせず、一方的に何か受け取らせようとしてる人とはそもそも何も話せないような気がしている)。

どんな文章が来ても、どんな話が出ても、それを受け、何らかの対話を、少なくとも話をする土壌をつくる一端となる仕事はしたい。…のである。

文体──文のスタイルとは何か? それはどんな働きをしているのか?

そのことを話すには、とりあえず複数のスタイルで同じことを書いてみればいいかもしれない。

そういうことなら、寝る前に書いても、何とかなりそうだ。これから書きます。

(つづく)

「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダー"は、1日めくって、10月17日。今日は、「ホールインワン」の話!

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さて、「オトナのための文章教室 in 横浜 & 三鷹」の10月、横浜では31日(木)の夜スタート。その日が初回です。参加者募集中です。

10/27(日)には、「横浜らいず」で行われる「丘の上マルシェ」に、道草の家(アフリカキカクとひなた工房&モア)で出店します。詳細は近々(数日中には!)

日常を旅するは、継続して販売中ですが、在庫が少なくなってきました。

※"日めくりカレンダー"は、毎日だいたい朝(日本時間の)に更新しています。

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