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なりゆきの出店〜10/27(日)「丘の上マルシェ」のお知らせ

昨年の夏頃、これからしばらくは自主開催のイベントをやるのは止めよう、と考えた(定例会的なのはやりますよ、「オトナのための文章教室」もそう)。

そのかわり、イベントに参加するのはやってもよし(たまに)、ということにした。

自分のいるところに人を呼んで集めるのではなくて、人が集まる場所に出てゆこうと、そういうことだ。

イベントに出ると、偶然の出会いが時折あって、身体障害のある人たちの支援施設「横浜らいず」で行われている「丘の上マルシェ」に誘われたのも、先日出店した「金沢文庫芸術祭」でのことだった。

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「丘の上マルシェ」は、併設のケアプラザで年4回、行われるコンサートの日に、「横浜らいず」で暮らしている人たちと地域とを"つなぐ"何かをやろう! と今年から行われているマルシェなのだという。

ぼくはこの7年ほど、知的障害のある人たちの"外出"を共にする("支援"する)仕事をしているが、そのことによって、障害のある人が地域に出て行きやすくなる。

逆に、障害のある人たちが暮らす施設では、施設の中に入ってきてもらおう──つまり施設内に地域を引き入れようといった試みも行われている。

「丘の上マルシェ」は、そういう方向性のものなのだ、とぼくは理解した。

ただ、ここから先が彼らの面白いところで、焼きそばを出して、バザーをやって──といった(障害者施設ではよくある)ありふれたものでは満足できない! どうせなら、そこで暮らしている障害のある人たちにも質の高いものを味わってほしいし、見てほしいし、感じてほしい! と、あちこちに出かけて"スカウト"して回っているらしい。

そうやって"回って"いたら、「ん? あの『アフリカ』っていう本は何ですか?」というので出会ったわけでした。

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ぼくたちはそういう偶然の出会いに弱いので、「いいですね! それ、出てもいいですか?」という話にその場でなった。

まだ詳しい情報は出てませんが、10/27(日)の「丘の上マルシェ」に、道草の家(アフリカキカクとひなた工房&モア)で出店します。リトルプレス『アフリカ』などの本とポストカード、ひなた工房の雑貨イロイロ、など。お昼から夕方まで。詳しいことはまた後日。

話を聞いていると、「米屋のおいしいおにぎり」とか、ハム専門店の極上ソーセージとか、美味しそうなものの話が気になりますが、「飲食」「アート&工芸」「物販」の三本柱、とのこと。

道草の家は、「物販」かなぁ? 「アート」かなぁ?(両方かなぁ)

例によって、なりゆきです。なりゆきの風に乗って、出てゆきます。

"丘の上"の「横浜らいず」(横浜市港北区新吉田町6001-6)は、東京綱島駅からバスで15分くらい。詳しくは、こちらを。

「丘の上マルシェ」の詳細も、また追々。

(つづく)

日常を旅する謎の雑誌『アフリカ』最新号は、継続してちょこまかと販売中。ご連絡いただければ郵送で直接、びよーんとお届けすることもできますので、遠慮なくどうぞ。「どんな雑誌なの?」ということにかんしては…

をご覧ください。

「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダー"は、1日めくって、9月25日。今日は、「非現実の世界」の必要、について。

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