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良いときと悪いとき

今日も昨日と同じで、まだ何を書こうか決めていない。適当に書き始めてみよう。

ぼくは今週は夏休み中の小学生みたいな暮らしをしている。どこに行っても人手不足、人足不足(?)みたいなことが盛んに言われるが実際に仕事の現場にいると仕事が不足している。何がどうなってるんだ? と思う。「私たちの暮らしを継続してゆく」ということを目的にしていれば、もう少しマシなことになるはずだと思う。何か違うことに社会が向かってしまっている。と、まぁ、そんなことをひとりでブツクサ言っていたところでどうなるものでもない。仕方がないので今日は息子を連れてプールに行ってきた。思う存分、水の中で過ごした。日に焼けて、今夜はじっくり眠れるだろう。

プールに浸かっていたら諦めていた仕事の依頼が再びあり、プールに浸かるのも悪くないと思った。この夏はプライベートでたくさんプールに行こうと思います。"外出支援"の仕事ではよく行きますけどね。

いま、ぼくにとって仕事とは、何かしらの組織や行政からいただく仕事が8〜9割、あとは自分で何かをつくって売ったり、自分で企画して何かをやること──暮らしに根が生えている仕事が1〜2割かな…(もっと増やしてゆきたい)

波があるのは、仕方がないと思っている。

安定していることがよいと言われることがあると思うが、安定とは一定していることだろうか? 仕事というものが自然から得られることを思えば(人間も自然の一部だ)、一定していることなどあり得ない。

ぼくという1人の、人の中にも、波がある。

さて、長年、聴き続けているサックス奏者・土岐英史さんが最近、体調を崩していると聞いて、無理せず、快復されることを祈ってるところだ。

昨年の秋に出た『Black Eyes』というアルバム(CD)は、これまで聴いてきた土岐さんのレコーディング作品の中でも"ライヴ"の感じが際立っているという点において最高傑作と言いたいくらいの素晴らしい作品で、繰り返し繰り返し聴いている。

その『Black Eyes』のライナーノーツを、見てみる。

土岐さんはこんなふうに言ってる。

「長くやっていれば、もちろん良いときも悪いときもあるよ。でもね、悪いときこそチャンスなんだ。そこにはかならず飛躍へのヒントが隠れているからね」

ぼくは自分のことを思い返すと、良いとき以上に悪いときの方が多いような気がする。それは、悪いときの方をよく覚えている、ということなのかもしれない。

最悪の状態のときというのは、そのときはひじょうに苦しいけれど、あとから振り返ってみたら宝の山である。いつだってそうなるに決まっている。

そう信じて進もう。踏み出しさえすれば必ずその先がある。

(つづく)

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「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダー"は、1日めくって、7月30日。 今日は、アフリカ雑貨の話。

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