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安宅コレクション名品選101

かれこれもう20年近く、ほぼ毎日チェックしているTakさんのブログ「青い日記帳」からの情報で、泉屋博古館せんおくはっこかんに行ってきました。ここは随分前に来て以来ですが、リニューアルされて落ち着いた佇まいの美術館になっていました。見出し画像は併設されたHARIO CAFEから撮った写真です。もう散りつつありますが、このあたりは桜並木の坂道が多くて桜の名所でもあります。名残りの桜を愛でながらいざ鑑賞。

加彩婦女傭かさいふじょよう 唐時代 8世紀

第一室初めからいきなりキターーー‼優雅な陶人形、今回の展示品が只者ではない事をうかがわせます。これは大阪市立東洋陶磁美術館がリニューアルオープンの為休館中だからこそ借りてこれた普段なら貸し出さない名品中の名品ばかりだからです。大阪市立東洋陶磁美術館と言えば安宅コレクションで有名な陶磁器専門美術館で、ここも昔行った事があるけれど、こんなに名品が集められて展示されてはいなかったような・・・とにかくすごいんです❣

国宝 油滴天目茶碗ゆてきてんもくちゃわん 南宋時代12ー13世紀
重文 木葉天目茶碗このはてんもくちゃわん 南宋時代12ー13世紀
国宝 飛青磁花生とびせいじはないけ 元時代14世紀

興奮して写真撮りまくり、ここも国立近代美術館の重文展と同じく写真撮影OKなのでありがたやー、まだまだあるでー

重文 青磁鳳凰耳花生せいじほうおうみみはないけ 南宋時代13世紀


青磁水仙盆せいじすいせんぼん 北宋時代11世紀末-12世紀初


重要美術品 三彩貼花宝相華文壺さんさいちょうかほうそうげもんつぼ 唐時代7-8世紀

まだまだありますが、ルビ入れにもいい加減疲れてきましたので興味がある方は5月21日(日曜日)迄やっていますので実際に行ってみてください。眼福という言葉はこのためにあるのですね!あゝ眼福。
いいものを見せていただきありがとうございました。