#22 二か月前の自分

三か月前の自分

6月初旬に下書きして、なんだかまとまらないなぁ…と思って放置しておいたら、さらに1か月経ってしまった。今日は7月10日。タイトルも”二か月前の自分”だったけれど、あっという間に”三か月前の自分”になってしまった。一か月前の自分が書いた下書きに、加筆とほんの少しの修正をして投稿してみようと思う。

・・・以下6月の下書き・・・

4月7日

今夜の投稿のもとになったものは、google keepに書きっぱなしになっていた4/7のメモ。

つい先日ある本を読み終わったのだけど(前回の投稿で書いた本)、その本を読んでいて何か所も心に刺さる文章があった。と同時に4/7のメモが目に入って読み返してみたら、過去の自分からもグサッと刺されるようなことを言われ、、、今後の自分の戒めのためにも残しておこうというわけ。

以下、ほとんどそのまま転用する。(4/7のメモより)

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ライスワークとライフワーク

学部4年生の授業課題で「人生設計レポート」なるものがあった。すっかり忘れていたけれど、掃除をしていたらひょこっと顔を出した。何かのメッセージなのかも?

レポートの内容を抜粋する。

食べていくためのお金を稼ぐ「ライスワーク」ではなく、人生そのものといえるような「ライフワーク」をしたい。
大学院進学を希望したのも、造園と社会工学的な分野の「共通言語」を持ち、両分野をつなげる存在になりたかったからだ。どちらも人の暮らしにかかわる分野なので、将来はまちやくらし、社会を総合的にマネジメントし、豊かに暮らせる社会を形作る役割を担いたい。
そこで、大学院では、1年間休学して留学するつもりでいる。もしも将来海外に出ることがあったときに、コミュニケーションをとれるようになりたい。専門知識だけでなく、人としての総合力を学生のうちにきたえておきたい。
直接教えなくとも、姿勢で教えられるような仕事がしたい。もしかしたら仕事といってもいわゆる一般的な仕事というよりは、世の中に発信する立場になりたい。
その基盤を20~30代でつくりたい。同じ仕事を一生する必要性はあまり感じないが、その時その時でベストな働き方ができるように、そんなわがままができるようにスキルアップを図っていこうと思う。

ベルギーでインターンをするとかそういう具体的なことまでは想像していなかったけれど、文章という形でアウトプットしたことでそれがぼやけた理想みたいなので終わらずに、現実のこととして考えられるようになったのかもしれない。

今出てくることは今までにインプットしたことの結果であって、それが大したことないように見えても焦ることはない。(と自分に言いたい)
それを冷静に受け止めて、今の自分のインプットでできる限りのアウトプットをすればいい。焦ったりするのは、今の自分と理想の自分がかけ離れているから、現実に落とせていないからなんだと思う。
これまでは目指すことをあえて書いたり人に言って、実現に必要なことをして、時には方向修正をしながらやってきた。それを繰り返せばいい。

そして将来、今学んでることを今までたくさんのチャンスをくれた周りの人たちや、社会に還元したい。

本多静六

本多静六は日比谷公園の設計者として有名な林学者。造園学科に入学するとすぐに習う重要人物でもある。4年生の授業でも本多静六のドキュメンタリー映像を見た。その時「本多静六レポート」でもこんなことを書いていた。

本多静六のように広い交友関係をもち、人から信頼されるようになって、そのつながりの中に身を置くことで、何かにめぐり合えればいいなと思う。そのためにも今は淡々と謙虚に学ぶと同時に、志をしっかり持って過ごしたい。

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ここまでが6月の下書き。

下書きを読み返して思うこと

4年生の時の自分がテキトーに書いたレポートだったけれど、結果的には、見返した3か月前の自分にとって、「もうちょっとがんばれよ」って背中を押してもらっていた。一人では立ち止まってしまいそうなときに、過去の自分が今の自分の手を引いて、前に進むのを手伝ってくれていた。

話は少しそれるけど、人は毎分頭の中で300~1000語もの言葉をつぶやいているそうだ。私たちはそうやって日々色々なことを考えて生きていて、どこかにメモや文章を残さなければ忘れてしまう。忘却がある種の能力だとしても、その時の自分の心に響いた、または引っ掛かったものを残しておくということは、歩みを止めないための一つの方法として、やっぱり必要なんだと思う。

ということで、買ってほんの数時間で読めてしまった話題の本から、気になったところを引用する。

悪い言葉を発すると、悪い言葉は必ず自分を悪いところへ連れてゆく。良い言葉を発すると、良い言葉は必ず自分を良いところへ連れいてゆく。
自分のために書いたものが、だれかの目に触れて、その人とつながる。孤独な人生の中で、誰かとめぐりあうこと以上の奇跡なんてないとわたしは思う。

レポートに書いたことは、結果的に自分を良い方向に導いてくれたように、これからも、自分も、読んだ人も、良いところに連れて行ってくれるようなことを書こうと思うし、会って話をするときにはそんな話をしたいな。そういう話ってきっとすごく楽しいと思う!


上記の引用元の本はこちら。↓

今まで読んできた本とは書き方が全く違って新鮮でした。

おまけ。

中々本のレビューを書けないけれど、読んでいる本はここにまとめてます。→Harunaの本棚 (Haruna) - ブクログ https://booklog.jp/users/harunabe18

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